正式には「ツール・ド・フランス」だそうです。
その世界的に超有名な自転車レース「ツール・ド・フランス」で、このようなトラブルが起きました。
フランスで始まった世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランスでまさかの事態が起きた。看板を手に、沿道からコースに飛び出した観客と選手が接触し、大規模な落車になってしまったのだ。
看板を手にコースへ乗り出し...「ツール・ド・フランス」で観客が大規模な落車を引き起こす(ハフポスト日本版) - Yahoo!ニュース
で、その瞬間がコチラ
>【身元特定】ツール・ド・フランスの大クラッシュ、原因つくった観客逮捕
— プリキュ (@nekolovercat) 2021年6月30日
事故の瞬間がこちらですね pic.twitter.com/t2jBBIBxPK
観客のお姉さんがTV中継のカメラに向って「がんばれ!おじいちゃんおばあちゃん」と書かれたプラカードを出している腕がレース中の選手に当たってしまい、それでコケた選手が次の選手を巻き込んで、あとはピタゴラスイッチ形式で大事故なりました。
で、その後トンズラをかましていたお姉さんですが、怒ったレースの主催者が「訴えてやる!」となり、警察には4000件を超す目撃情報が寄せられ(中には暴力の煽動すれすれの内容もあったとか・・・)、その後逮捕されました。
しかし、今回の件で沿道のファンへの注意喚起になっただろう、ということで訴えは取り下げられ、事故の原因となったお姉さんも自身の行動を恥じて認めていることから、一連の騒動は(一応)沈静化されたようです。
逮捕の観客、自分の「愚かさ」恥じる ツール・ド・フランス事故
ツール主催者、大クラッシュの原因つくった観客に対する訴え取り下げ
さて、このツール・ド・フランスもそうなんですが、車のレースであるラリーも同じで、選手や車が走るギリギリのところまで観客が立ち入れるようになっているから、どうしても観客としてはギリギリのところで応援したくなる心理があるのでしょう。
ただ、このプラカードお姉さんに関しては、選手の応援のためのギリギリではなく、おじいちゃんおばあちゃんへのメッセージのためのギリギリですから、1ミリも擁護は出来ないのですけどね・・・
その証拠に、このプラカードお姉さんが引き起こした事故のあとにも同じくらいの大事故が起きており、こちらは勝手に(自然に?)ピタゴラスイッチが押されております。
プラカードお姉さんの事故 01:12頃
勝手に(自然に)ピタゴラ事故 01:40頃
つまり、大規模自転車レースではこのような事故が起きるもので、観客については、いつ巻き込まれても自己責任で!という暗黙のルールがあるのでしょうね。(観客も保険の対象になるのか調べてみたけど、ワカリマセーン!でした)
で、ツール・ド・フランスもラリーも動画で観戦するくらいしか興味がない自分としては、完全に他人事のようにニュースを見ていたのですが、ふと「これが自分の好きなジャンルであるプロレスだったら?」みたいなことを考えて、震えていました。
というのは、昔のプロレス中継には必ず!と言っていいほどいた、実況席の後ろに陣取ってTVカメラに向って必死でピースをするプロレスファン。そしてレスラーの入場時に近づいてペタペタと触ろうとするプロレスファン。試合中にレスラーの名前を無駄に連呼するプロレスファン。
いずれもプラカードお姉さんと同じか、もしかしたらもっと酷いことをしているわけであり、自分も若ければやっていたであろうことなので、決して他人事ではありません。
ただ、プロレスにはこういうのがありますから。
ハンセンの雄叫びに死ぬほどビビるチビッ子達🤭🤭🤭🤭🤭🤭🤭😂😂😂😂😂😂😂😂ウィー!🤘🤠 pic.twitter.com/Jc5PAeQTXj
— 透明ドリちゃん (@4Fz75QZVTDK8cky) 2021年6月30日
というわけで、やっぱりプロレスが好き!
でわ、股!!