46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

スポンサーリンク

「すみません」の使い方のハナシ

最近行けていないのですが、一応行きつけといえる夜のお店があります。

夜のお店というといかがわしい雰囲気がぐっと上がりますが、普通の飲み屋です。

そのお店には常連と呼ばれる方がたくさんいて、その方々とも顔馴染みです。

で、その顔馴染みの常連さんから、こう言われたことがあります。

「何も悪いことしてないんだから、「すみません」って言わないの」

相手は自分よりお姉さんで、カウンターの隣に座る自分(筆者)がビールのおかわりを注文するときに「すんませーん、ビールおかわりで」という言葉に対する発言だったのですが、そのときはちょっとピンと来ていなくて、正直、心の中で「じゃあ、何て言えばいいの?」なんて思っていました。

 

~時は流れ~

 

先日、仕事帰りにパン屋さんに寄って、パンを買いました。

お会計がいくらかは忘れましたが、例えば412円だったとします。

そこで財布を見ると小銭がたくさんあったので丁度払おうとしたら、トレーに出した小銭の合計が411円で、1円足りませんでした。

ここで自分の中では「しまった!」というか「スマートじゃない!恥ずかしい!」さらには「ただでさえおじさんなのに、このままでは老害になってしまう!」みたいなネガティブ思考が瞬間的に働いたのですが、レジに立つ若い女性店員さんが、それを遮るようにこう言い放ったのです。

「すみませ~ん」(決して高圧的ではなく可愛い感じで)

ん?ちょっと待て、おかしくない?

小銭を上手く出せなかったのは自分であって、若い女性店員さんは何も悪くないはず。

ということは、お客さんにわざわざ1円を探させたってことへの「すみません」?

百歩どころか千歩以上譲って「こんな中途半端な金額設定ですみません」って意味を妄想してみましたが、それもかなりの無理があります。

もちろんそこで若い女性店員さんに「ちょっと待って、今の「すみません」は何に対して?」なんてことはしませんが、心にはしこりが残り、ここで吐き出させていただいております。

 

というわけで、あのとき常連のお姉さんから言われた「何も悪いことしてないんだから、「すみません」って言わないの」という言葉の意味が、ちょっとだけわかった気がしました。

そして、またあの若い女性店員さんのいるパン屋さんに行こう!と、心に決めました。

 

でわ、股!!