ネットでお付き合いをさせていただいている広島在住の方(男性)が、ツイッターで怒りのつぶやきをされていました。
ご迷惑をかけるわけにはいかないのでここで公表するのはやめときますが、まぁ、地元広島の知事さんが「10万円をもらった県職員はウチに寄付してね」と公式に発言して、それに対して「情けない!」とお嘆きでした。
同じころ、ブログ仲間であるコチラの方も、ぷんすか!状態となっておりました。
そのときはタイムリーに知らなかったので、正直「ナンノコッチャ?」と思っていたのですが、このニュースを見て納得しました。
広島県の湯崎英彦知事は21日、新型コロナウイルスの緊急経済対策として県職員が国から受け取る現金10万円を、県の対策事業の財源に活用したい考えを表明した。自主的な寄付として募り、新たに設ける基金に積み立てる手法などを念頭に、仕組み作りを急ぐ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49d8e178a1d09886f1b7568dd0580ce9c04528d2
広島の財政状況がどうなっているのかは知りませんが、決して楽ではないのでしょう。
だから「みなさん協力してほしい!」というのはわからなくもないのですが、それを弱い人間から吸い上げる、しかも「汚い!」と言われても仕方の無い手法を選ぶのは、そりゃ~ダメでしょう。
ただ、知事自らが身を切る形で私財を投入して基金を作り、そこに県職員どころか市民も巻き込めば意外と上手く行くのでは?と思うのは、かつて広島カープを支えた「昭和の樽募金」という奇跡を、こんな自分でも知っているからです。
「昭和の樽募金」とは?(素人解説)
そもそも広島カープってのは親会社を持たない市民球団であり、その財源は豊かではありません。そこで当時の監督であった石本氏が、シーズン中の采配を助監督に任せてでも後援会を作るために奔走しまくり、その結果440万円を集めることに成功してめでたしめでたし。というお話です。(あくまでも素人解説なので、詳しいことはDVDや書籍などをご覧ください)
というわけで、広島の知事さんは、まず樽を買えばいいと思うのです。
もちろん、現金なんかでやり取りするより、銀行振込みや電子マネーの方が現実的でスマートではありますが、そういうことじゃないのでは?と思うのです。
今回の場合、県職員に対し「国から給付される10万円をよこせ!」と言っているわけですから、その10万円を動かす前に、県職員の心やハートを動かさないといけないのです。
どうせ何をやってもパフォーマンスと言われるくらいなら、樽を買って担いで県職員の前に行って頭を下げて「お願いします!」と頼むくらいやってみれば?と思うのですが、言い過ぎでしょうかね?
そこで一杯お金の入りそうな樽をアマゾンで探してみると・・・ありました!
画像ではわかりにくいですが、直径42cmの高さが67cmとなっているので、もし何かあれば中に入って隠れるのにも便利で・・・
でわ、股!!