こんなニュースを見ました。
岡山県警察学校で、去年12月、教官の男性警部補が、訓練中にサバイバルナイフで男性巡査を誤って刺し、ケガをさせたとして、業務上過失傷害の罪で、罰金50万円の略式命令を受けていたことが分かりました。
このニュースを見てパッと思いついたのが映画の「es」で、訓練中に「役」だったはずの人間関係が「本物」になってしまい、それで本気になってやっちまったか?と思ったのですが、そうではないみたい・・・
映画「es」では看守役が「自分たちは本物だ!」勘違いするようになって、囚人役の人たちを本気で管理するようになり、それで実験のはずが死亡事故が起きるまでになるのですが、この岡山県警の案件は、犯人役の方が刺してしまっており、ちょっと違うようです。
ただ、刺した人(警部補)の言い分は「緊張感を出すため」だそうなので、あながち間違ってはいないのかな?とか、それだけ本気で取り組んでいるのでは?とも思えるのですが、その後がいただけません。
傷が肺の一部に達するほど刺された人(巡査)は緊急入院した上に、「こんな人をかばう警察が信じられん!」と警察を辞めて、岡山県を相手取って損害賠償を求めて提訴しましたが、このこと自体が明るみになったのは提訴があったからで、警察としては「発表する対象の事案ではない」として、公表をしていませんでした。
「発表する対象の事案ではない」
いや違うでしょ?
「バレてごちゃごちゃ言われるのが嫌だから、発表できなかった」
こっちが正解では?
そんな風に思うのは、自分だけでしょうか?
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警察って税金で運営されているんでしょ?
稚拙な意見であるかもしれませんが、警察って税金で成り立っているんですから、お金を払っている側に「何が起きているか?」を公表する義務があるのでは?と思うのです。
これは何かの記事で読んだのですが、警察に対して国民ひとり当たりが年間3万円しか払っておらず、それで何でもかんでもヤレ!ってのは無理があるとは思いますが、それでも、だからこそ、発表するべきじゃないのかな~?と思います。
他に刺した人を守る理由があるのかな?
そもそもこの事案を発表しなかったのは、単純に「バレたら面倒・・・」からだと思うのですが、発表しなかったことで、逆に「他に何か別の理由があるのでは?」と勘ぐってしまうのです。
例えば、実は警察内部や政界なんかの偉い人の息子だったり、実は他のトラブルが絡んでいてそっちがバレると困るから、なんて妄想が過ぎますかね?
岡山には罪はない
このような組織運営をしている警察は好きにはなれませんが、岡山県は別に嫌いではありません。
ちょっと前にこんな記事もありまして、活断層がなく地盤が強固なことが明らかになったことで、岡山に移住する人が増え、「岡山に首都移転を」というような呼びかけもあるそうです。
というわけで、がんばっている岡山県には罪はなく、「岡山県警は嫌いになっても、岡山県のことは嫌いにならないでください」状態ですね。
ただ、刺した犯人役の人はまだどこかで警察をやっていて、それがどこにいるかわからないと思うと「怖い・・・」と思うのは、自分だけでしょうかね?
でわ、股!!
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