46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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自分なりに「手洗いの大切さ」を説くハナシ

世界的コロナウイルスの蔓延で、「手洗いの大切さ」が説かれています。

あまり詳しくは知りませんが、簡単にいうと「感染者が触ったモノに触れると感染する(可能性が高くなる)」らしく、仮にウイルスに触れたとしても、手洗いをすれば大丈夫とのことです。

で、いろんな有名な方が手洗いの重要性を、いろんな形で説いておられます。

www.youtube.com

YouTubeの検索に「てあらい」と入力するだけでいろんな動画が紹介されるくらいですから、今さら、しかもブログで手洗いの重要性を説いたところで効果は薄いでしょうが、何もしなければ何も変わらない気もしますので、微力ながら書いてみます。

 

舞台はスイミングスクール

それは30年ほど前、まだヤングボーイだった自分が、スイミングスクールでコーチの仕事を始めたばかりのころの話です。

まだ経験の浅かった自分は、それほど指導が上手いというわけでもなく、どこにでもいる兄ちゃんであり普通のコーチという感じでしたが、子どもにはそこそこ評判がよかったと思います。

とうのは、子どもを笑わせるのが楽しくて、そのためだったら上司や先輩コーチに怒られても仕方がないと考えていて、仕事を若手芸人と勘違いし、スイミングスクールを舞台と勘違いしているボーイでした。

 

座って待たせるだけの仕事

そのときの仕事はプールサイドでレッスン開始を待つ子どもを見守ることであり、それだけといえばそれだけなのですが、重要といえば重要な仕事です。

というのは、子どもはじっとしているのが苦手ですから、集団の場合、退屈になると何かして遊ぼう!と動き出すことが多いので、そうならないようにコントロールする必要があります。

そこで「コラー!」とやっても許される時代でしたが、それがコーチとして「下手くそ」なやり方を学んできた(というか散々怒られた・・・)ので、それ以外の方法が必要となります。

 

子どもの注目を集めるために

そこで「手遊び」や「なぞなぞ」といった、子どもの注目を集めそうなことを行うのが普通なのですが、それもネタが尽きたり、逆にやっている自分が飽きたりすると、他に何かないか?となります。

まぁ、それでも何かやっていればそれなりに注目してくれるのですが、中にはひねくれた子どももいて、コーチの困り具合を察知して、そこを突いてくる男の子がいました。

今から考えると、自分に似たタイプの人間だったんだなぁ~と笑えますが、その当時は若かったこともあり、「ナメられっぱなしでいられるかい!」と思っていました。

 

そこで手を・・・

で、この場面を、「コラー!」などと荒げることなく、出来るだけ穏便に、しかも笑いが起きるようにするには?と考えて、自分が取った行動は・・・

パクっと、子どもの手を食べる

でした。

当然食べられた男の子は「なに!?気持ち悪い!!」となり、その周りにいた子どもたちは大人のする奇行に笑い、それで注目を集めた上で、「もうちょっとだから、座って待とうね~」みたいな感じで諭したことにより、その場の安全は守られたのです。

(今だったらクレーム殺到かもしれませんが、ま、時代がよかったということで・・・)

 

子どもは大丈夫でしたが、自分の口の中は・・・

さて、そろそろ「手洗いの重要性を説くのはどこに?」というツッコミが入りそうですが、安心してください、まもなくです。

で、その後はレッスンが始まり、自分も担当する子どもと一緒にプールに入りましたが・・・ん?何かおかしいぞ?

どうも口の中で変な味がして、苦いような・・・痺れるような・・・なんだろう?

ついさっきまでは何ともなかったけれど、だんだん気分が悪くなる・・・気がする。

アレ?血?これは血の味?

ああ、なんだか頭がボーっとする・・・

これは・・・

男の子の・・・

手が・・・

という妄想はさておき、口の中で変な味がして、ちょっとだけ痺れるような感覚があったことは本当であり、どうやらパクっと食べた子どもの手は、子どもらしく色んなところを触っており、それがどこの何かは全く分かりませんが、きっと口の中に入れてはいけないものまで触っていたのでしょう。

もちろんそれが大事になることもなく、変な病気にもかかることはありませんでしたが、それ以降、当たり前ですが、「子どもの手は食べないようにしよう」と固く心に誓うのでした。

 

というわけ(?)で、手洗いをしよう!

ここまでお読み頂きありがとうございます。

これを読んだところで何の役にも立たないような気がしますが、とりあえず「手で触っても平気だけど、体の中に入れたらダメ!」ということが伝われば幸いです。

あとは「馬鹿だなぁ~」と笑っていただければ本望ですが、こんな与太話にも眉をひそめられそうな気がするので・・・ゴメンナサイ。

というわけで、あのとき手を食べられた男の子も大人になっているはずですから、その方にこれが読まれないことを祈りつつ、終わりにします。

 

でわ、股!!