コロナウイルス対策として、「全世帯にマスク2枚の配布」という方針が発表されました。
新型コロナウイルスの感染拡大でマスクの品薄状態が続いていることから、安倍総理大臣は政府の対策本部で、全国のすべての世帯を対象に1つの住所当たり2枚ずつ、布マスクを配布する方針を明らかにしました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200401/k10012362911000.html
これに対し、発表した日付が4月1日のエイプリルフールなことも重なって、「ジョークじゃないよね?」とか「コントなの?」とか「ネタでしょ?」といった声が、飛び交いました。
大風呂敷拡げてマスク2枚?本当?まさかのエイプリルフールジョークじゃないよね?ゼロよりマシだけど2枚ってさ!国が買い上げた布製マスク、全世帯に2枚ずつ郵送…首相表明|ニフティニュース https://t.co/1j80KGqYPb
— 髙田延彦 (@takada_nobuhiko) April 1, 2020
これ、エイプリルフールのつもりか。
— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) April 1, 2020
もしかして全閣僚が集まって考えついたウソか?https://t.co/e3ABMB592V
今回の方針にMCの立川志らくは「本当コントですよね」と苦笑いした。その上で「だって1人アタマ10万円もらえるんじゃないか、1世帯20万円じゃないか。中にはお肉券だってお魚券だっていいやって思っているところに、重大発表です。マスク2枚って。みんなコケますよ」とコメントした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-04020084-sph-ent
もちろんアベさんは大真面目であり、決してネタではないのでしょうが、ときに「マジ」と「ネタ」は紙一重であり、真面目なほど面白く感じるときがありますので、よけいにそう言われてしまっているのでしょう。
さらに発表では、『全国すべての世帯を対象に日本郵政のシステムを活用し、1つの住所当たり2枚ずつ、布マスクを配布する』とありましたので、「それにかかる費用が無駄だ!」とか「マスクの代わりに現金を入れろ!」などの意見も飛び交っております。
それらの意見には激しく同意ですし、個人的には「マスク2枚もらったところで・・・」というのが本音です。
ところで、我が国には「笑点」という長寿番組があります。
日本を代表する番組といっても過言ではなく、きっとアベさんもご存知でしょう。
で、この「笑点」には『面白いネタには座布団を与える』というシステムがあります。
詳しく書くと長くなるので割愛しますが、どうやら「羽子板遊びで顔に墨を塗る」ことが起源となり、そこから罰を与えることとは逆に褒美を与えることに繋がり、落語家が使用する座布団に行き着いたそうです。(詳しくは下記のリンク先をご参照ください)
でね、この「マスク2枚」がネタだとしたら、これは大喜利として座布団級のネタなのですよ。
その証拠に、メディアのコメンテーターから一般人まで、全てからツッコミを受けるネタなんて、我々素人には思いつきませんからね。
笑点のルールでは、面白いネタには座布団1枚、さらに面白いネタには座布団2枚となっておりますが、このネタに関しては「座布団2枚」で間違いないでしょう。
そこで、この素晴らしいネタに、みんなで座布団2枚を贈ってみてはどうでしょうか?
日本の世帯数が5,000万くらいなので、みんなでやれば1億枚の座布団が届きます。
それを全部重ねてアベさんが座り、そこから落っこちてしまえば・・・
なんてことは口が裂けても言えませんが、せめて置き場所に困ることくらいは、あってほしい。
というくらい、「マスク2枚」に呆れています。
でわ、股!!