46歳で退職してブロガーになってみた

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感電している人の救出方はドロップキック!?そこでドロップキック講座のハナシ

先日、このような記事をお見かけしました。

とあるイベント会場に貼られた注意書き。

 貼り紙には、感電している人の救出方法として「被災者を電気が流れている部分から引きはがすには自分が被災者に触れ続け、感電しないために出来るだけ勢いをつけてドロップキック」と説明が。この写真のツイートに約2万のいいねがつき、ツイートした、しんしてい(@Ki_46ozzie)さんは「貼り紙撮っただけで割と反響あると思わなんだ…。」と驚かれています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191102-11001551-maidonans-life

f:id:maskednishioka:20191105080940j:plain

どうやら、感電した人を救出する場合、手で触れて救助しようとすると救助者も感電してしまうので、電気を通さないゴム製の靴底の靴で思いっきり蹴って、要救助者を充電部から引き剥がすのが良策で、実際に工業高校などでは見かけられる光景らしいです。

このニュースに対し、工業高校に通った過去もありませんし、今後電気工事関係の仕事に就く予定もありませんので「へぇ~」くらいの反応なのですが、そこにドロップキックという文字がある以上、プロレスファンとして黙っていられません。

というわけで、簡単ではありますが、『ドロップキック講座』を行いたいと思います。

 

ドロップキックは「踏み切り方」と「蹴り方」に違いあり

プロレス界には、ドロップキックの名手と呼ばれるレスラーがたくさんいますが、それぞれに個性があります。

それを大きく見分けるときに2つの方法があり、ひとつが「踏み切り方」で、もうひとつが「蹴り方」です。

 

「踏み切り方」とは

ドロップキックを放つためにジャンプするとき、両足をそろえてジャンプするか、片足でジャンプするか、の違いとなります。

多くの場合、ドロップキックは走りながら放つ技であり、その場合は両足で踏み切っても、片足で踏み切ってもどちらでも放てます。

しかし、その場で飛んで放つ場合、ほとんどの場合が両足で踏み切っていますが、たまにステップを踏むように片足で踏み切るレスラーもいます。

 

「蹴り方」とは

これはジャンプして相手に蹴りを放つとき、両足を揃えて蹴るか、片足で蹴るかの違いで、これもレスラーに違いがあります。

ただ、両足を揃える方が美しさを強調し、片足の方がスピード感を増すイメージがあるので、必ずしもどちらが正しいとは言えません。

 

4種類のドロップキック

「踏み切り方」と「蹴り方」それぞれの2種類を合わせると4種類となり、それを区分するとこうなります。

  1. 両足で踏み切り、両足で蹴る
  2. 両足で踏み切り、片足で蹴る
  3. 片足で踏み切り、両足で蹴る
  4. 片足で踏み切り、片足で蹴る

プロレス界における常識としては、両足で踏み切って両足で蹴る(1)が一番美しく、逆に片足で踏み切って片足で蹴る(4)方がスピード感が増すといわれています。(たぶん・・・)

その違いを表現する、現代におけるドロップキックのお手本がコチラです。

上のオカダカズチカ選手の場合は(1)の両足踏み切り両足蹴りで、下の鈴木みのる選手の場合は(2)の片足踏み切り片足蹴りとなります。 

どちらもカッコイイですし、どちらも説得力があり、どちらもお金の取とれる技です。

 

その他のドロップキックのお手本を見る

先ほどの説明では(1)と(4)が素晴らしく、他はダメみたいな言い草でしたが、もちろん他のパターンの使い手もおり、それら過去のドロップキックの名手をまとめた動画がありますので、コチラも参考に。

youtu.be

 

感電の場合は片足踏み切り片足蹴りかな?

さて、ここまで読んでいただいた方には、ドロップキックには2つのポイント(踏み切りと蹴り方)があることを、理解して頂けたと思います。

そして、今回の場合、つまり相手が感電して動けなくなっているというシチュエーションであるならば、美しく飛ぶことよりも勢いをつけることが重要なので「片足踏み切り」で、そして、相手に触れて自分も感電しないことを考えれば、「片足蹴り」が有効ではないか?と考えてみました。

もちろん、ただのプロレスファンの戯言であり、関西電気保安協会に問い合わせるほどのエネルギーを持ち合わせておりませんので、あしからず。

 

大事なことは「受け身」

そして最後に大事なこととしてお伝えしておくのは、ドロップキックを放ったあとにキチンと受け身を取ることです。

たとえ感電している人を発見して、この記事を思い出してとっさにドロップキックを放ったものの、受け身を取り損ねてケガをしては元も子もありません。

そこでもう一度ドロップキックのお手本動画をご覧頂き、今度はドロップキックを決めたあとのレスラーの動きを確認して頂きましょう。

youtu.be

中にはそのまま背中から落ちているレスラーもいますが、そのほとんどはうつ伏せで落ちていて、その瞬間に手を付いてショックを和らげています。

もちろん、この技術を完璧にこなすには相当な鍛錬が必要でしょうが、まぁ、知らないより知っている方がいいでしょ?ということで。

 

というわけで、みなさん、感電には注意した上で、もし感電している人を見かけたら、その人に向って走り出し、片足踏み切りの片足蹴りで、キチンと受け身の事まで考えてドロップキックを放ってください。

ただし、それで何らかのトラブルが起きたとしても、当ブログでは何の責任も負えませんので、あしからず。

 

でわ、股!!