https://sports.yahoo.co.jp/photo/fight/all/dtl/2307/25/
どうも、マスクド・ニシオカです。
2017年10月31日、プロレスラー大仁田厚の7度目の引退試合が行われました。
当日サムライTVで生中継があって、それを観ることができました。
大仁田の引退については、これまでに6回引退して6回復帰しているわけですから、時間が経てば7回目の復帰もあるのかもしれませんが・・・
そんなことは関係ないくらい凄い引退試合、いや、試合の後が凄かったということだけはお伝えしましょう。
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メインのカードまでは・・・
当日は5試合が行われ、自分は遅れて2試合目の100万円争奪バトルロイヤルから観ましたが・・・・いやぁ~なかなかのポンコツぶりでした。
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バトルロイヤルの最後に残った2人が超電戦士バトレンジャーとフライングキッド市原なのですが、バトレンジャーは太りまくっていますし、市原はハゲていますし・・・
そりゃ~初期のFMWを支えた二人で、それから歳を取っているから仕方がないのですが、ある意味凄いなぁ~と。
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次の試合でも、ミクスドマッチにダンプ松本が登場しましたが、かつての極悪女王も膝が悪くて普通に歩くのも辛そうで、正直みているのが辛くなりました・・・
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セミファイナルはZERO1提供マッチで、大谷晋二郎と田中将斗が6人タッグでぶつかりましたが、これは大仁田とはあんまり関係のない試合ですしねぇ~。(田中は弟子だけど・・・)
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でも、後楽園ホールは超満員
ハッキリいって、メインまでの試合に観客が満足しているとは思えません。
相手コーナーにはケンドー・カシンと藤田和之反対コーナーに立ち、鷹木信悟とKAIが脇を固めましたが、それを見に来たわけでもないでしょう。
かといってメインの引退試合も、大仁田がキビキビ動けるわけでもなく、プロレスの技もスタナーとサンダーファイヤー・パワーボム以外は殴る蹴るくらいしかできません。
確かに最後はサンダーファイヤー・パワーボムを連発する大仁田と、それをことごとく返すNOSAWA論外に見る者は胸を熱くしたでしょうが、観客には勝ち負けは関係なかったように思います。
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結局、観客はこの瞬間を待っていたのでしょう。
確かに最近のプロレスは、高度な技の攻防が繰り広げられ、レスラーもシュっとしたイケメンが増えて、観客動員数も増えています。
でもね、ここまで観客を興奮させるレスラーって、いま誰かいますかね?
残念ながら、自分には思いつきません。
いくらオカダカズチカが、凄く高い打点のドロップキックを出せるとしても、この光景を再現することはできないと思います。
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最後に大仁田は「夢を諦めるな!」と叫んで、リングを降りました。
ファンに揉みくちゃにされながら、控え室の方に向かいました。
これほどパンパンな後楽園ホールは、久しぶりに見た気がします。
どれだけ多くの観客を集められるか?がプロレスの善し悪し全てではないですが、ひとりの男の最期を見るために、これだけの人が動いたのは、やっぱり凄いと思います。
そして、この日集まった2,000人のファン、いや、信者のみなさんは大仁田が7度目の復帰をしても、誰も怒らないでしょう。
きっと、大仁田厚が復帰するという夢を諦めないのでしょうね。
でわ、股!!
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