46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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「新学期が始まって自殺が増える」というニュースに思うことのハナシ

詳しい数字とかは知りませんが、新学期、特に夏休みのあとの2学期の始まりに、自殺する子どもが多いようです。

幸い自分は子どものときにそう感じることはなく、そのまま大人になっても「自殺なんて考えることはない」と思っていましたが、仕事が1週間の休みの後、急に会社に行くのが嫌で嫌でしょうがなくなって、割と本気で「地球が爆発しないかな?」と思っていたことがあります。

で、こういうとき、「逃げていい!」「学校に行かなくていい!」と言う大人がいますが、それに対し、「そういうアンタは実際に逃げてきたの?」と思うのが、子どもじゃないか?と思うのです。

そこで、あまり役にも立たないかもしれませんが、ここに「そこそこ逃げてきたおっさんのこれまで」を書いてみます。

 

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しんどい練習はイヤ!で選手クラスから逃げる

3歳からスイミングスクールに通い始め、そこそこ泳げるようになり、小学生になったくらいで「選手クラス」という選択肢が生まれましたが、「コーチが厳しくてしんどそう」という理由が上回り、結局普通のクラスで楽することを選びます。

 

「イヤだ!」と言う勇気がなくていじめられる

高校に通うころ、いじめられていました。

といっても今ほど陰湿ではなく、やっている方も遊び感覚で、たぶん、自分が強く「イヤだ!」と言っていれば終わっていたのでしょうが、それが言えなくて良い思い出の少ない高校時代を過ごします。

 

大学受験が面倒くさくて調理師専門学校に

そんな高校時代でも時間進み、進路を決めないといけなくなり、多くの同級生が大学進学を選ぶ中、受験勉強をする必要がない、調理師専門学校を選択します。

単に「料理が嫌いじゃない」くらいの理由で選んだのですが、そのレベルではダメだったことを、すぐに思い知ることになります。

 

調理師の修行が厳しくてスイミングスクールのコーチに

専門学校を卒業して、調理師免許を手にイタリア料理店に就職したのですが、その店の修行が厳しくて(記憶が正しければ・・・)3ヶ月ほどでケツを割って夜逃げします。

で、その後、高校まで水泳をやっていたことだけを頼りにスイミングスクールのコーチの仕事をアルバイトで始め、そのままその会社に社員として潜り込みます。

 

上司の教育が厳しくて自殺を考える

無事に社員になれたものの、そこで出会った上司の教育が厳しくて、自殺を考えるようになります。

今になって考えれば、責任者として育てるための愛のムチだったのでしょうが、その当時はただただ痛みを感じるだけで愛は感じず、とにかく嫌で嫌で、気がつけば職場の近くにあった山に向って歩いていたこともありました。

 

助けを求めて精神内科

「このままではやばい・・・」となり、会社を辞めることも考えましたが、その前に精神内科(メンタルクリニック)の看板が目に入り、週に1回のペースで治療を受けることになります。

そこでいろいろ話を聞いてもらい、先生から「仕事なんて青天井ですからね」という言葉で気が楽になり、そのまま仕事を続けるのですが、胸には「いつでも辞めてやる」みたいな感覚を持つようになります。

 

会社の方針変更に退職

このとき胸に芽生えた「いつでも辞めてやる」という感覚は、その後10年以上支えとなり、体力的にも精神的にもしんどい仕事でしたが、何とか面白いと思えることを見つけながら働き続けました。(あと部下が出来たりね・・・)

しかし、会社が大きくなるにつれて偉いさんの考え方が変わりだし、それに「?」と思うようになった自分は、20年勤続の賞金をもらってすぐに、会社に退職届を出します。

46歳で26年勤めた会社を辞めるまでの軌跡をまとめてみる - 働けおっさんブロガー

このとき46歳ですから、世間一般的にはまだバリバリ働けるわけで、次の仕事を決めておくべきなのでしょうが、何も決めずに勢いだけで辞めました。

 

ブログとYouTubeに傾倒するも鳴かず飛ばず

勢いで会社を辞めましたので、特にお金の心配がありましたが、幸いにもそれまでに無駄遣いをせず、あとは結婚して家を購入してローンを払い終えていて、子どもがいなくてお金がかからなかったので、何とかなっています。(今のところは・・・)

その後、ブログ開設で一攫千金を夢見るもいまだに夢叶わず、好きなゲームの実況動画をYouTubeに公開するも、いまだチャンネル登録者数は1,000人未満で収益化も出来ず、簡単にいってしまえば「鳴かず飛ばず」です。

 

それでもわりと幸せ

 こうやって振り返ってみると、やっぱり「逃げ」の多い人生だなと自分でも思いますが、当の本人はわりと幸せで、確かに贅沢は出来ないけれど、それなりに打ち込めること(ブログとYouTube)があって、頭は上がらないけれど離婚せずにいてくれる嫁さんもいます。

そして、こんな人生を送っているおっさんでも、こうやって若い人に経験を伝えることが出来て、それで命をつなぐことが出来たらなぁ~なんてことは思います。

ということは、いま自殺しようかと思っている子どもが思いとどまって、その経験をまた次の世代の若い人に伝えれば、長い目で新学期に自殺する人の数が減っていくと思うのですが、どうですかね?

 

というわけで、新学期が始まっていろいろ大変だと思いますが、このような人生を送っているけれど、わりと幸せなおっさんもいるということだけは、伝えておきます。

 

でわ、股!!

 

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