先日(8/26)開催された、試合中の事故で頸髄完全損傷で長期療養中のプロレスラー高山善廣を支援する大会、【TAKAYAMANIA EMPIRE II】を、AmebaTVで生観戦しました。
プロレス好きではあるけれど、お金に余裕がなくて大会チケットどころか、後楽園ホールまで足を伸ばすことのできない身分としては大変有り難く、AmebaTVさんありがとうございます。
で、この大会は高山善廣の盟友である鈴木みのるが中心となり、いろんなプロレス団体が協力して成り立っていて、普段では観れないような夢のカードが実現することも、プロレスファンにとっては大変楽しみです。
例えばメインのこのカード。
鈴木みのる&鈴木秀樹 vs 丸藤正道&田中将斗
画像は https://proresu-today.com/archives/89161 より転載させていただきました。
- 鈴木みのる(フリー)
- 鈴木秀樹(フリー)
- 丸藤正道(NOAH)
- 田中将斗(ZERO1)
基本的にプロレスの業界には「団体の縛り」が存在し、他団体への参戦は簡単に出来るものではありませんが、最近はその縛りも緩み気味なので、団体間の交流が行われることは珍しくありません。
しかし、この4人が同じリングに上がり、しかもタッグを組むのは、たぶん最初で最後であり、これぞ「高山善廣のために!」と集まった漢(オトコ)なのでしょう。
で、カール・ゴッチとビル・ロビンソンという、同じCACC(キャッチ・アズ・キャッチ・キャン)系統でありながら、常にライバル視していた2人を師匠に持つ、鈴木みのると鈴木秀樹、弟子である2人も我の強い性格なので、この2人が試合をすれば間違いなく面白いのはわかっていますが、それを組ませるというのは本人も想像していなかったそうです。(鈴木秀樹談)
やはり高山善廣はプロレスのことが好きで、ファンの心理をよくわかっているからこそ、その逆というか想像できないことを考えて、そのアイデアに乗ったのがこの4人ということなんでしょうね。
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さて、前置きが長くなりましたが、今大会ではレジェンドレスラーである前田日明と武藤敬司のトークが、田中ケロ司会で行われました。
画像は https://proresu-today.com/archives/89161 より転載させていただきました。
前田日明氏と武藤敬司とのトークバトルは、文字にできないような過激な暴露話が次々と飛び出し、観衆を爆笑させた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190826-00000145-dal-fight
この記事に、昔を知るプロレスファンであれば、この2人がきっかけで旅館が破壊された(と、されている)、いわゆる新日本プロレス旅館破壊事件の話を想像したのではないでしょうか?
自分もその話が出るか?と期待し、司会である田中ケロの進行で実際に出たのですが、そんな話よりもぶっ飛んだ内容が飛び出て、それがめちゃくちゃ面白かったのです。
<武藤>そういえば前田さん、選挙に出るとかなかったですか?
<前田>あったよ。アレね、小沢一郎が馬鹿なことを言うから・・・
<武藤>何があったんですか?
<前田>「選挙に出るなら1億円持って来い」って言われたから、なんだと!?とキレたんだよ。それで聞こえないように「クソヤローが!」と言ったんだけど、その後えらいことになったんだよ。
<武藤>どうなったんですか?
<前田>あの頃アウトサイダーをやっていて、そのスポンサーになっている会社全てに査察が入って、10社全部スポンサーから外れたんだよ。
<一同>ええー!?
*上記については筆者の記憶をソースにしていますので、かなりデフォルメされているかもしれませんが、だいたいこんな感じの内容だと思いますので、間違っていたらゴメンナサイ。あと、一部だけでゴメンナサイ。
もちろん最後には、武藤敬司が主催する「(プロレスリング・)マスターズ」という興行に、「いつかは高山善廣に出てほしい」と呼びかけるという感動的なシーンも生まれましたが、前田兄さんは相変わらずで、「選挙に出て国会議員になればいい」とヤバイ感じのままでトークバトルはゴングとなりました。
というわけで、試合にしてもトークにしても、是非次回の開催を期待するTAKAYAMANIAでした。
最後に
全試合終了後、高山善廣からのビデオメッセージが会場に流れましたが、その姿は以前に比べるとかなり回復しているように感じられ、再びリングに立つ日が来るのも、決して遠くないのでは?と思いました。
もちろん、まだまだリハビリの日々が続き、それを支援する必要があります。
もし、この記事を読んで支援に興味を持たれた方は、是非下記リンク(高山善廣オフィシャルブログ)より、お願い致します。
でわ、股!!
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