アンパンマンがダメらしいです。
「なぜ?」と思って読んでみると、どうやらバイキンマンをアンパンチで退治するところを「暴力シーン」と捉え、それをみたチビっ子たちが真似して暴力的になるのでは?ということらしいです。
わからなくはないですし、自分には子どもがいないので、そこまで考える親の気持ちがわかりませんが、そこまで気にしても、上手くコントロールできないのが子育てなのでは?と思います。
もちろんそういう意見は少数派で、ほとんどの人は普通にアンパンマンの世界を楽しんでいるからこそ、いまだにアンパンマンビジネスが成り立っていると思うのですが、そういう意見があることは事実みたいです。
で、そんなことを考えていると、ふと「もっとダメなやつ」が頭に浮かびました。
そう、タイトルに書いた通り「銭形平次」です。
小説がドラマ化された時代劇で、主人公の銭形平次が事件を解決する推理モノであり、ドラマ史上最長の全888話という金字塔を打ち立てた名作でもあります。
で、この銭形平次は刀を持たず、悪者と対峙したときは「十手」を手に大立ち回りをするのですが、他にも飛び道具として「投げ銭」の使い手でもあります。
おい!お金を投げたらアカンやろ!
アンパンマンのアンパンチが暴力的でダメなら、「お金を投げる」という行為はもっとダメなはずで、今の時代ならどうなっていたんだろうなぁ?なんて思います。
ただ、前述したように「アンパンマンはダメ」の話を完全否定できないのは、この銭形平次を子どものときにみた自分が、それを真似て小銭を投げていたからです。
しかし、それはあくまでも一時的なものであり、それを親からこっぴどく怒られ、それでも「銭形平次は投げている!」と反論したものの、「あれはTVの中だけ!」と抑え込められた記憶があります。
で、少し真面目な話をしておくと、この「アンパンマンはダメ」と言っている親って、子どもを説き伏せる自信がないから見せないだけなのでは?と思ったりします。
確かに世の中には、教育上よろしくない表現が溢れています。
そして、それを見た子どもが真似をするのもわかります。
しかし、そこで親が登場して、真似している子どもに叱りつけて止めさせればいいだけでは?
それがメンドくさいとか、その自信がないから、情報を遮断しようとしているだけなのでは?
なんて、言い過ぎですかね?
ま、自分は子育ての経験がないので、偉そうには言えませんけどね。
でわ、股!!
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