46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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「美人投票」と「クロックス」と「ブログ」のハナシ

朝刊に、このようなことが書いてありました。

「美人投票」

自分が最も優れていると考える企業の株ではなく、他人から最も人気を集めそうな企業の株を推し量り、勝ち馬に乗るのが有効だとする考え方。

2019/8/16 読売新聞より

これはジョン・メイナード・ケインズというイギリスの経済学者さんの「美人投票」という言葉を説明したもので、さらに「美人投票」についてウィキペディアで調べてみると、このように書かれています。

ケインズは、玄人筋の行う投資は「100枚の写真の中から最も美人だと思う人に投票してもらい、最も投票が多かった人に投票した人達に賞品を与える新聞投票」に見立てることができるとし、この場合「投票者は自分自身が美人と思う人へ投票するのではなく、平均的に美人と思われる人へ投票するようになる」とした。

美人投票 - Wikipedia

ふむふむ、つまり自分が本当に良いと思うモノよりも、世間的に良いと思われそうなモノを選ぶのが賢明だよ、ということみたいですね。

もちろん投資についての話であって、世間一般には関係ないように思えますが、このようにも書かれています。

自分が本当に欲しい服より、後で売ることを見越して中古市場で売れやすい服を買う人が増えている

 2019/8/16 読売新聞より

確かにそういう人が増えているのでしょうし、偉い学者さんが言うわけですから、その方が良いのでしょうが、何となく「自分はちょっと・・・」と思いながら新聞に目を通していました。

 

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猫も杓子も履いていたクロックス

あれはいつ頃からでしたっけ?

クロックスというサンダルが大流行したことがありました。

もちろん今も売れている商品で、専門店の存在が、人気の継続を証明しているでしょう。

スイミングスクールで仕事をしている関係上、プールサイドや館内でサンダルを履くことが多いのですが、このクロックスが世間一般で大ブームになったとき、同僚のコーチのほとんどが、これを履くようになりました。

しかし自分は、「フン!こんなもんただの流行りでしょ!」と憤り、逆に「オレはあえて履かない!」と決め込んだことがあります。

単なる若気の至りというか、ただのバカなのですが、これを前述した「美人投票」に当てはめてみると間違いであり、サービス業に携わる人間としてはダメなのでしょうね。

 

自分の書きたいことを書くブログと他人の知りたい情報を書くブログ

この「美人投票」の新聞記事を読みながら、もうひとつ思ったのがブログのことです。

本来、ブログというのは「他人の知りたい情報」を書くべきであり、いくら「自分が書きたいこと」を書いても、多くの人に読まれることも稼ぐことも難しいといわれます。

もちろん、世の中には「自分の書きたいこと」だけで稼ぐことに成功しているブログもあるでしょうが、その成功には何か別の要因があるような気がします。(そもそも有名人だとか)

ただ、ブログを3年もやっていると思うのは、「自分の書きたいこと」よりも「他人の知りたい情報」を優先するのは全然楽しくない!ので、なかなか長続きしなかったり、ブログ以外の媒体に移行する人が多いような気がします。

 

というわけで・・・

「美人投票」という理論からすれば、クロックスを履いて、「他人の知りたい情報」を書くブログを運営する方が得策なのでしょうが、それより、自分好きなサンダルを履き、「自分の書きたいこと」を書くブログをやっていきます。

もちろん、それで成功するなんて都合の良いことは望みませんが、せめてギリギリでも生きていければ・・・って、甘いですかね?

 

でわ、股!!

 

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