スイミングスクールで、子どもを相手にコーチの仕事をしています。
担当する子どもの年齢はさまざまで、下は3歳から上は10歳くらいです。
さすがに3歳の子どもとは「今日は誰と来たの?」くらいしか話せませんが、10歳くらいだと普通に大人の会話が出来るので、子どもとコミュニケーションをとるためにも、水泳とは無関係な世間話をしたりします。
といってもこのご時勢ですから、話の内容には一応気を使っていて、家に帰って「コーチからこんなこと聞かれた」って保護者に言われても大丈夫なように、出来るだけ当たり障りの無いことを話しています。
で、あと少しでゴールデンウィークということもあり、しかもそれが10連休ということですから、子ども達に聞いてみました。
「ゴールデンウィーク、どこかに行くの?」
こういうとき、家庭の事情でどこにも行けない子どもがいるかもしれないので、もし表情が曇ったり目を伏せるような素振りをする子どもがいたら、即話題変更となりますが、この日は大丈夫そうなので続けました。
「おばあちゃんの家に行く!」
「映画を観に行く!」
「鳥取!」
「ディズニーランド!」
「どこかわからないけど行く!」
少し前にネットニュースで、10連休に対して「うれしくない」と感じる人が4割いる、と書いてあるのを見ましたが、子どもは完全に休みになるのでしょうから、そりゃ~やっぱり楽しみでしょうね。
ここで(自分としては)定番ネタを、子どもに披露します。
「実はコーチもゴールデンウィークに行くところがあるけれど、みんなお母さんとかに言うからやめておこう」
子どもだけじゃなく、人間「ナイショ」と言われたらよけいに知りたくなる生き物です。
「誰にも言わなければ、教えて、あ・げ・る」となれば、よけいに聞きたくなるというものです。
そこで子ども達の注目を十分に集めておいて、しっかりとタメを作っておいたところで、答えを発表します。
「コーチがゴールデンウィークに行くところは・・・」
(これをお読みの皆さまも、子どもになったつもりで、お考えください)
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トイレ!
これまで長年仕事をしてきたのが関西圏であり、その関西圏に根付く「ノリとツッコミ」という文化のおかげだと思うのですが、この答えに対して「なにそれー!」とか「当たり前やん!」など子どもから一斉にツッコミが入り、そのクラスの雰囲気がパッと明るい感じになります。
と、まぁ、こんな感じで子どものテンションをコントロールしながらスイミングスクールのコーチとして仕事をこなしているのですが、ブログの記事(ネタ)として書くほどのことでもないかな?と考えていました。
しかし、下記のニュースを見て、何となく「ま、いっか!」みたいな感じで書くことにしました。
やっぱり、ゴールデンウィークといえば「混雑」
で、混雑といえば「トイレ」
そのトイレに行くためのパスが発行されるということで、なんというか、強引なこじつけで・・・
でわ、股!!
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