加齢のせいなのか、もともとそうなのか、単に愛に飢えているだけなのかはわかりませんが、涙もろくなりました。
そのせいか、「感動した」とか「泣ける」みたいなフレーズがタイトルに入った文章を見かけると、ついつい目を通してしまいます。
ところが、これが最近なのか前からなのかはわかりませんが、「泣きそうに…」というセリフにぶち当たることが増えたような気がします。
もちろん統計を取っているわけでなく、完全なる個人的な感覚なのですが、特に有名人のインタビュー記事などで、よく目にします。
で、この「泣きそうに…」ってのは、悲しかったのだろうけれど、結局は泣いてませんよね?
「泣く」という行為は、目から涙が出て始めて成立するので、それを数字で表現したら「悲しい感情が50を超えると泣く」となります。
つまり49までは「泣いていない」わけで、ほんのチョットだけ悲しくて数値が3くらいだとしても、「泣きそうに…」は成立します。
しかも、泣いていないのに「泣いた」と書いたら嘘になりますが、「泣きそう」は泣いてないのだから嘘にはなりません。
あくまでも予想ですが、「悲しかった…」という表現よりも「泣きそうに…」の方がインパクトが強く、変に受け取られることも少ないから、最近目にすることが増えたのかなあ〜と思います。
といわけで、「泣きそうに…」って結局泣いてないじゃないか!と怒りそうになりましたが、怒っていませんので、あしからず。
でわ、股!!