46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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出川哲朗に男のカッコよさをみたハナシ

昔から、男というのは「カッコイイ」に憧れる生き物だと思っています。

それはスポーツカーに見る曲線だったり、拳銃が放つ鈍い光だったり、そういった物質的な「カッコイイ」にも憧れますが、苦境に立っても口を真一文字に結んで耐える姿や、愛する人を守るために犠牲になることを厭わない、そんな背中から滲み出るような「カッコイイ」の方が、より憧れます。

でも、自分の思う、その「カッコイイ」は、自ら発表して自慢するようなことはせず、静かに広まっていく感じで、「カッコイイ」と「カッコ悪い」は紙一重でもあります。

今回は、そんな「カッコイイ」が、出川哲朗さん(以下、敬称略)から感じられた話でございます。

 

出川哲朗の初冠番組である「出川哲朗の充電させてもらえませんか」に、明石家さんまがゲスト出演するそうです。

この番組を放送しているのがテレビ東京で、明石家さんまとは過去に色々ないきさつがあって疎遠になっていたテレビ局ですが、それをも打ち破って出演することになったのは、それなりの理由があるようです。

きっかけは、以前さんまの夢を叶える番組にゲスト出演した出川が、「自分の夢は、自身の冠番組に明石家さんまに出演してもらうこと」と語ったことで、それを聞いたさんまが、出川の夢を叶えるために動きます。

ただ、さんまは、これまでにも後半芸人の番組にゲスト出演することが多く、麻雀仲間のアンジャッシュの児嶋に頼まれて、相方である渡部に内緒で、千葉テレビの番組に登場したこともありますので、出川に頼まれて番組に出るとはそんなに難しいことではないのですが、これまで長年疎遠(というか、さんまの方から出禁にした)だったので、今回の場合は、それをも打ち破る特別な理由がありました。

さんま本人がラジオで明かしたその理由は、以前放送された27時間テレビのコーナー(ラブメイト10)で、さんまが街ですれ違っただけで素性のわからなかったキレイな女性を、出川哲朗という男は、頼まれてもいないのに探し出したそうです。

しかもその方法が凄くて、ネットを使ったり人伝に聞いたりするのではなく、シンプルにさんまが出会ったという場所に出向き、それらしいタイプの女性に声をかけ続け、ついに見つけてさんまと繋ぎ合わせるまでに至ったとか。

そんなことがあったので、さんまとしては「出川の頼みを叶えなければ、人間としておかしいと思う」と考え、長年疎遠だったテレビ東京の番組への出演を解禁したそうです。

 

で、もちろんこの話自体も「カッコイイ」のですが、もっと「カッコイイ」と感じるのは、このエピソードを出川本人ではなく、さんまから聞いたことです。

芸人とすれば、いくつエピソードがあっても足りないはずですが、さんまに迷惑をかけると思ったのか、これまで明かしたことはありません。(たぶん…)

もちろん『計算』だったり『実はウソ』ということも考えられますが、例えそれで騙されていたとしても、自分はこのエピソードが好きで、出川哲朗のことが「カッコイイ」と思います。

 

というわけで、関西では(関東でも?)本日放送の「出川哲朗の充電させてもらえませんか」を楽しみたいと思います。

 

でわ、股!!