46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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映画『残穢』のオススメするポイントとしないポイント

残穢[ざんえ]―住んではいけない部屋― [DVD]

ホラーは好きなほうですが劇場公開時には全く興味がありませんでした。

映画館で観た人の評価を見るとすこぶる評判が良く気になってました。

やっと観れる!とハードルの上がった状態での感想です。

小説の映画化 

小説が原作ですが、もちろんこちらも読んでいません。

残穢 (新潮文庫)

残穢 (新潮文庫)

 

 簡単なストーリー

ミステリー小説家である人に手紙が届いて、手紙の主の住んでいるマンションで変な音がするからふたりでいろいろ調べたら、その辺に関係のある怖いことがどんどん繋がっていって、どうやら諸悪の根源はこれじゃないかと辿り着くのですが・・・って感じです。

橋本愛が出てる

私事で申し訳ないですが、日頃、TVもドラマもほとんど観ないので、出演しているのが橋本愛ということを気がつきませんでした。普段そういうのを観ていませんので別に演技がヘンだとか下手とかも思いません。逆に自然でしたし、自分が言うのもなんですが『役者さんって上手いなぁ』と思っただけです。橋本愛は普通に可愛いですよ。別に好きではないですが。

『私』という設定の妙

主人公であるミステリー小説家の女性の名前が『私』という設定になっていて、この『私』の語りで物語が説明されていきます。自分はこういう『設定の妙』が好きで、最初はこれでいいけど物語が進んでいって破綻しないか大丈夫?と、変なところでハラハラしてしまいます。もちろんちゃんと最後まで行きますけどね。この『私』には旦那さんがいて話しているのですが、そういえば名前を呼んでいなかったです。深い意味はありません。

『ぞわっ』と来る感じの恐怖

物語の中盤になってくるといくつもの話が出て複雑になりそうになるのですが、それがまた繋がりだんだん謎が解けていきます。よくある怪談話や噂話も実は本当に事件としてあって新聞なんかに残っていて、それをみんなで解決していくほどに『ぞわっ』という感じで恐さが伝わってきます。でも、最近の若い人に座敷牢とかイメージできるのだろうか?

ぜひヘッドホンで

最近の映画はみんなそうなのかもしれませんが、音にこだわっているように思えました。自分はいつもヘッドホンを使用して観ているのですが、斜めうしろから聞こえるような感じがあり、恐怖感が増して良かったと思います。自分が使っているヘッドホンはその辺の量販店でも売られているような物なので、良いヘッドホンでもっと恐怖度が増すと思います。

オススメできない・・・ラスト

もちろんネタバレしませんが、ラストについてはもうちょっと何とかならなかったのか?と思ってしまいます。邦画ということもあり、和製ホラー代表格の貞子や伽椰子のようなキャラクターの登場は必要なかったのですが、本編に流れる『ぞわっ』とした恐さが台無しになっているように思えました。

 

このブログで例えるならば、せっかく良い話を書いているのに上手くまとめることができず、しかも最近このブログの締めセリフとなった『でわ、股!!』を忘れているようなものです。その一転だけが残念でした。

 

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でわ

 

        

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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みなさん、怒らないでね。