会社とは話がついていて、退職日は今度の日曜日。
次の日に本社に行って手続きの予定です。
当然、本社の総務部の女性陣は自分の退職の事を知っていました。
しかし、他の現場の社員はほとんど知りません。
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さすがに世話になった方もいるので何も無しというわけにはいきません。他の現場全体には社内メールで最後の日に挨拶文のメールを送ろうと思いますが、それではすまない人にはせめて電話でもしようかと考えていました。
そしたら今朝、電話が鳴りました。相手は以前、別の現場で一緒に仕事したことのある男前で電話に出ると『今日、何時頃あいてますか？』と唐突にこう聞かれて都合の付く時間を相手に伝えると『わかりました。ちょっと行かせてもらいます。』とだけ言って電話を切りました。
男前の彼が来るまでの間に仕事をしていると、坊主の元部下から電話がありました。『辞めるって聞いたんですけど、ホンマですか？』どうやらこちらは元社員の嫁から聞いたみたいで、とりあえず電話をしてきたみたいです。自分が退職することを伝えると『すいません、どう言っていいか・・・言葉が見つからんです・・・。』
その坊主の彼とは一緒に働いたこともありますが、それ以上に絆みたいなのがありまして。少し前に会社と自分のちょっとした喧嘩があって、そのときに彼も同じようなことになったのですが、彼だけが会社から罰せられるようなことがありました。
彼より先輩として会社に文句言えなかった自分を悔いていたり申し訳なかったりということがあったので自分から退職の話をしたかったのですが、先にやられました。
自分が退職する理由と、あのときは申し訳なかったねと話して近いうちに飲みにいく約束をして電話を切りました。
その後、男前の彼が来て『辞めるって聞いたんですけど、ホンマですか？』
どうやら彼の場合は、別のスタッフから聞いたみたいです。しかし信じられないので直接聞きにいきなり現場に来たみたいです。
彼にも退職する理由と会社を変えることが出来なくて申し訳ないと話して最後に握手をして別れました。もちろん飲みに行く約束をして。
男前の彼が帰ったあと、彼のことを知る別の女性スタッフがこう言っていました。『何しに来たか聞いたら『師匠が辞めるって聞いたから来た』って言ってましたよ』彼が勝手に師匠って言ってるのですが、うれしいものです。けど恥ずかしいです。
そうこうしていると今度はメールが入りました。『お元気ですか？私は退職してから太っちゃいましたよ～』少し前に寿退職した元部下で結婚してから連絡を取っていませんでした。『なんちゅうタイミングや・・・』と返事したら『あ！飲んでますか！？』と返ってくるくらいの間です。『実は今週末でホニャララ』と送ったら『ままままさか、退職！？』という勘のよさ。本当に知らなかったようで『でも先輩ならいつか動くと思っていましたよ』という返事に女性って強いなと感心します。結局コチラも、また飲みに行く約束をしてメールを終えました。
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トドメは家が近所で元部下で今は本社の総務部に勤務していて自分が面接をして会社に入っている彼女の登場です。その彼女にはコチラから電話して自分の退職を知っているかストレートに聞いてみました。さすがに総務部にいるので当然知っていますよというつれない返事。しかし、電話を切った後こんなメールが来ました。
『実は退職のことを聞いたとき、あまり驚かなかったんです。』
『だって、退職してもたぶん今までと変わらないでしょ？』
『また飲みにいきましょ。』
やっぱりというか女性は強いですね。
そして、自分は全員と飲みに行ったらカラダとカネは持つのだろうか。
退職するまでの軌跡をまとめました
46歳で26年勤めた会社を辞めるまでの軌跡をまとめてみる - 働けおっさんブロガー
