46歳で退職してブロガーになってみた

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絶叫とよた真由子議員センセイの件で思い出す会社にいた女史のハナシ

どうも、マスクド・ニシオカです。

この数日で何度耳にしたかわからない「このハゲーーッ!」「ちがうだろーー!」ですが、自分も会社にいたときには部下を怒鳴り散らすこともありましたから、「あれはダメだね」なんて言う資格はありません。ただ、怒鳴った部下に隠しマイクで録音されることはなく、社会的に抹殺されることはありませんでした。当時の部下の方たち、録音しないでくれてありがとう。そして、ごめんなさいね。今さらですが…。

今回の絶叫議員の件については、確かに秘書の方がミスをして、それを咎めるためについつい力が入って怒鳴ったうえに、ミュージカル風味の恐喝まで行ったわけですが、個人的にはどうしても、「男性に舐められたくない」という意識が強くて、こうなったのではないか?なんて思っています。

怒鳴ること自体は否定しません(できません)が、怒鳴っても大丈夫な関係を結べていなかったことは、どうにも否定せざるを得ません。めちゃめちゃ勉強できる学校を卒業するなど、輝かしい経歴を持つ議員センセイなのに、自分より仕事ができる秘書なんて存在しないことが、何故わからなかったのでしょうか?

余談として、都市伝説のような話で、秘書が仕掛けた罠、つまりわざとミスをして議員センセイをキレさせて、それを録音するために隠しマイクを用意していて、計画的に秘書を辞めたのではないか?というのもありますが、さすがに真実味は怪しいところです。個人的にはこういう陰謀説は大好きなのですが。

 

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国会議員と中小企業の社員では月とスッポンくらいの差はありますが、同じ組織という舞台の中で活躍する、だけど絶叫するような女性を自分は知っています。というか一緒に仕事をしていました。その女史は、自分と同じ年齢で自分の方が先に会社にいました。同じ現場で働いたこともあり、そのときにお互いの夢を語り合ったこともある仲でした。

 

もともと女史は上昇志向が強く、会社に認められて偉くなって人の上に立ちたいと思っていました。ダイレクトに会社のトップに「偉くなりたいビーム」を発射し、現場での数字も残して認められ、昇格試験も受けて合格して、偉くなって念願の本社勤務になりました。そして会社の人財(人材ではなく人財)教育の担当となり、研修や問題解決を取り仕切ることになります。

自分には偉くなって本社で働こうという考えがなかったので、自分の代わりにやってくれるという感覚で女史を応援し、できることがあればバックアップもするつもりでいました。ただ、絶叫議員も同じだと思うのですが、この女史は自分より偉い人には媚び諂い、部下には権力を振りかざすタイプの人です。本人はそれを拒否するかもしれませんが、周りの人間がどう判断するかは自由で、いろいろ思うけれど口にしなければセーフなはずです。自分に対しても、初めは「いつもありがとうございます」状態だったのが、いつしか「あなたの強力は不要よ」という感じになっていきました。

 

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自分が会社を辞める直前、自分は相変わらずで女史はさらに偉くなって、会社組織での差は広がっていました。そこで、とあるトラブルが起きます。あまり詳しくは書けませんが、現場のスタッフが足りていなくて、社員が休みを取れていない状態が続いていました。特に責任者やそれに準ずる役職のスタッフは、部下の休みを確保するためにギリギリの休みでやりくりしていて、会社に何とかして欲しいけれど、言っても「現場で何とかしろ」と返されるだけなので、いつしか「言っても無駄」状態になっていました。

 

自分の現場と別の現場の女性スタッフが休みを取れていない。それを聞きつけた女史は、自分たち現場責任者を通り越して直接女性スタッフに連絡を取り「私が何とかするわ」みたいな感じで、問題を取り上げました。

自分たち現場責任者は何とかしようとしているけれど、現場レベルではどうにもならない状態と女性社員もわかっているので、事実としては間違っていないけれど、自分がやったことが責任者を問い詰めることになるかも、と思って混乱しました。それを見た自分ともうひとりの責任者は、これまでの会社への怒りも上乗せして反論しました。自分は別の偉いさんと会って直接バトルを行い、もうひとりの責任者は女史と電話でバトルです。

自分は別の偉いさんとバトルの末、勝利ともいえませんが負けることもありませんでした。「人が足りない」という問題は、また別の現場から助っ人を引っ張ってくるという方法で解決しましたが、結局はその現場にしわ寄せが行っただけで、根本的解決にはなりませんでした。

問題はもうひとつの現場の責任者と女史のバトルで、電話でのやりとりでキレた現場責任者が一方的に言い放って電話を切るという攻撃に出ました。それに激怒した女史は、すぐさま動き権力を振りかざして、自分(女史)の上司に報告し、その日の内にその上司が現場に向かって話し合いが行われました。直接女史が現場に行けば良い話なのですが、女史の言い分は「冷静に話ができない」らしく、それでよく人財教育なんてやっているなぁとは思いますが、もちろん口にはしません。

もうひとつの現場にその上司が向かい、現場責任者と話して落ち着かせ、今回はドローという形で収めることになったのですが、それで収まらないのが女史です。「このまま、舐められたままでは終われない!」と言ったかどうかはわかりませんが、今度は会社のトップに怒りをぶつけます。その結果、その上司はトップから怒られ、現場責任者は始末書を書かされ、女史が勝利宣言を行います。(宣言は妄想)

 

そのトラブルの終焉を迎えたころ、もうひとりの責任者に電話をして、ことの顛末を聞きました。確かに自分の方が年齢も会社での経歴も上ですが、同じ現場責任者で同じトラブルだったのに、自分はお咎めなしでもう一方が始末書という結果に驚きました。特に女史との電話のやりとりの内容を聞くと、まるで今回の絶叫議員と同じような内容だったようで、一方的に言われてカチンときて電話を切る攻撃に出たようです。

確かに昔から女史には「男性に舐められるのだけはイヤ!」という強い思いがありました。その根底には「女性だから…」と見られてきた怨念のようなものがあるのでしょうが、すべての女性がそうではないように、すべての男性もそう思っているわけではありません。少なくとも自分は女史に協力するつもりでいましたし、もうひとりの現場責任者も昔は女史と近しい関係(恋愛ではなく上下関係)でやってきたのですが、女史にはそう思えないことがあったのでしょうかね。

結局女史は、会社のトップに気に入られることを最善の道とし、何事においても「会社のトップが認めたことだから、何か文句でも?」オーラすら出すようになってしまいました。もちろん本人の望みが叶い、社員から憧れの目で見られるようになりましたが、中身を知る人間にはどう映っているのか。ご想像にお任せします。

 

自分が会社を辞めることを決めたあと、同じトラブルを乗り越えたもうひとりの責任者が電話をくれました。「すみません。何て言っていいかわかりません。でも、とりあえず電話を…」という言葉だけで十分です。本当にうれしかったです。

そして女史とは現場の引継ぎで直接顔を合わせましたが、ねぎらいの言葉どころか自分が会社を辞める話題にも触れません。会社を裏切る戦犯者を見るような目をした女史は、もう自分の知っていたころの女史ではありません。こちらから挨拶することもなく、なんとなく虚しい別れとなりました。

 

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会社を辞めて1年が経ちましたが、会社のことを忘れることはありません。26年もやってきた仕事で、20年以上も勤めた会社ですから、良くも悪くも思い出はたくさんあります。今回は絶叫議員を見て女史のことを思い出しましたが、今後も何かを見ては会社のことを思い出すでしょう。

タイトルを見て、とよた議員のことを書いてあると思って読まれた方には、肩透かしになって申しわけございません。ですが、最後まで読んで下さってありがとうございます。今後も会社の思い出を、何らかのニュースに絡めて、どさくさに紛れて書いてみたいと思いますので、今後もよろしくお願い致します。

 

でわ、股!!

 

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