46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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ナイトプールが流行っている?もう10年前に考えていたのですが・・・

どうも、マスクド・ニシオカです。

ナイトプールっていうのが、流行っているんですかい?

え?流行り始めたのは去年?

もう古い?

世間の流行に鈍感な自分ですが、ガキのころからスイミングスクールに通い、大人になってからは仕事として勤めるようになった自分としては、プールというキーワードは、無視するわけにはいきません。

どれくらい無視できないかといいますと、大阪にはプール学院という名門校がありまして、それが新聞に載っているだけで反応してみたり、これも大阪でしか通じませんが、クルマを停める駐車場のことを、大阪ではモータープールと言っていました。もう昔のことですが、このプールにもいちいち反応していました。

そんな流れ(?)がありますから、当然ナイトプールという言葉にも反応していました。

ただ、それが、オシャレな女性が集まって、夜景をバックに水着姿でスマホで自撮りして、それをSNSにアップしていいね!を稼ぐのが目的で、今度はそんなギャルを狙ってイケメン男子が集まって、みんなでオシャレにワイワイする場所。それがナイトプールなのだぁぁぁぁぁ!

となると、自分にはどーでも良いことです。

 

ナイトプールとは?

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The New Otani POOLS Osaka | プール | ホテルニューオータニ

要するに夜にプールに入れるだけなのですが、それなりにライトアップなどの装飾がしてあって、自撮りに最適な場所になるみたいです。プールではありますが、自撮りを目的としているので、泳ぐよりも浸かるという感じみたいですが、それでも楽しいみたいです。

ちなみに、画像はホテルニューオータニ大阪のもので、昨年は行列ができるほどの人気だったそうです。

 

スイミングスクールが儲けるにはプールを埋める

ナイトプールに興味はありませんが、スイミングスクールで働く人間として、プールの利用機会が増えるのは、目的はどうあれ、うれしいことです。

スイミングスクールで責任者をしていると、どうすればもっと稼げるかを考えるようになります。その方法はいくつかあるのですが、基本的な考え方として「いかにプールをお客さんで埋めるか?」と考えるようになります。

つまり、安全にプールに入れる人数を100人として、常にお客さんが100人入る状況になれば、単純に儲かるという考え方です。営業時間が10:00~21:00として、その11時間なんらかの形で、常に100人のお客さんがプールに入っていれば、そのスイミングスクールはめちゃくちゃ儲かります。実際、儲かっているスイミングスクールでは、常に100人とはいいませんが、それに近い感じでプールが埋まっています。

ただ、それでも営業時間が終わればプールは空になります。それでも営業時間以外にもランニングコストはかかっているので、何も考えずに理想を言えば、24時間埋まっているプールが理想となります。

 

まだ責任者になる前のお気楽社員と部下

まだ責任者になる前のことですから、10年以上昔のことです。

そのころはまだ、社員やアルバイトのスタッフがたくさんいて、経営のことなんて何にも考えていなくて、ただひたすらに目の前の仕事だけをこなして、他のスタッフとワイワイいいながら、気楽に仕事をしていました。

そんな気楽な自分に対して、一緒に仕事をしていた部下はしっかりしていて、自分が馬鹿なことを言っても、「ハイハイ」と流しながらも聞いてくれていました。そんな有り難い部下といつも酒を飲みながら語り合ったのが、「こんなことできないかな?」という話です。

 

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10年前にはナイトプールの構想が

その考えが生まれたきっかけは、ただ単に自分がサボりたいからに過ぎませんでした。

スイミングスクールでは夏になると短期教室が始まります。その期間はスタッフにとって激務ですからどうにかしてやめたいのですが、会社としては一番の稼ぎ時なので、やめるはずもありません。

ならば、その稼ぐ分を他の方法で賄うことができれば、激務から逃れることができる=サボれる。だから他の方法を何か考えよう!というのがその日の酒の肴になりました。

その当時勤めていたスイミングスクールは、片面すべてがガラス窓になっていて、昼間は太陽の光が入るようになっていました。そのガラス窓の向こうには、夜間でも車の往来が途切れない国道が通っていて、歩道には夜でも街灯が灯っています。

普通、スイミングスクールには大型の照明が設置されていて、夕方になるとそれを点けてプールは煌々と照らされます。しかし、その照明を消して暗くなったプールに、ぼんやりと街灯の光が入ってくること、国道を行き来する車のヘッドライトの明かりが、まるでイルミネーションのように見える(見ようと思えば見える)ことを、お客さんは知りません。

そこで夏季限定だけでもいいから、営業時間の終わる21:00以降に照明を消したプールを大人限定で開放して、短期教室をサボった分を稼げないか?ということを、すでに10年前に考えていたのです。

 

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変な方向に行ったことで部下から却下された

発想は悪くなかったと思うのです。いつもは「ハイハイ」で終わる部下も、まじめに「ニシオカ流ナイトプール」案に乗ってきました。これはどうするのですか?アレは?この場合は?なんて議論を重ねるうちに、なんとなく「ニシオカ流ナイトプール」の構想が出来上がっていきました。

もちろん、会社では箸にも棒にもかからない社員2人ですから、まじめに企画書を作るつもりもありませんでしたが、酒の勢いもあって面白がって、意外とまじめに話し込んでいました。

ところが、あんまりにも真面目になると、酒の肴としては不味くなってきます。そこで「ニシオカ流ナイトプール」の方針に以下のような内容を加え始めました。

  • 国道側の窓に黒いカーテンを付けて真っ暗にする時間を設ける
  • その間のみ、カップルは一線を越えても良い
  • カップル以外の男女は、真っ暗タイムまでに相手を見つける
  • カップルにあぶれた場合は、スタッフが対応する

これを言った時点で、部下から「それはラブホテルです」と却下されました・・・。

 

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最後に

あれから10年、自分が考えた「ふざけたナイトプール」は実現しませんでしたが、ちゃんとしたナイトプールは流行っているようです。もちろん、普通のスイミングスクール同じことをやっても流行ることは無かったでしょう。きっとSNSがあったからこそ流行ったわけで、それまでにブームになることはなかったでしょう。

そして、それ以前に自分が考えたように書いていますが、10年以上前にも夜間に使えるプールはあったでしょうから、そもそも「ニシオカ流」なんて、おこがましいのですけれどね…。

 

ま、世の中何が流行るか、本当にわかりませんね。というお話でした。

 

でわ、股!!

 

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