46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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地震が起きて、2件だけあった連絡のハナシ

先日起きた、大阪北部地震から丸2日が経ちました。

再び地震が起きるかも?という不安には駆られますが、かといって再び起きる保証があるわけではありませんし、起きたところでマンションがぺちゃんこになるような大地震ならどうしようもない。とか考えちゃうダメ人間なので、ほとんど何もしていません。

ただ、会社に行く嫁さんとの集合場所の確認と、火災を防ぐためにブレーカーを落とすこと、くらいの知識の備えだけは行いました。

 

ところで地震が起きたその日は、全く別のことをブログに書こうと思っていたのですが、これまで散々「大阪市内在住」と晒してきましたので、少し悩んだ末に無事であることを書かせていただきました。

といっても被害はほとんどなく、本当に「無事でした」くらいのことしか書けなかったのですが、それでも阪神淡路大震災を経験していて、安否確認の大切さが身に沁みているので、あえて書かせていただきました。

 

そして、その記事に対してコメントを頂きました。

その数は少ないですが、大阪で地震発生!のニュースを見て、わざわざコメントを書いてくださった方がひとりでもいるだけで、このブログをやっていて良かったと思います。

コメントをくださったみなさま、本当にありがとうございます。

 

それとは別に、2件だけですが、知人から安否を心配する連絡がありました。

 

ひとりは会社勤めをしているときに世話になった方で、その方が会社を辞めることが、自分が会社を辞める最後の引き金となった、そんな方です。

その方には公私共にお世話になっていましたので、会社を辞めてからも付き合いをしていたのですが、あるとき、ちょっとした考え方の違いで疎遠となり、それから連絡を取っていませんでした。

しかし地震発生後の30分後には、その方から「大丈夫か?」の一文がLINEで届いており、なんとなく複雑な感情に見舞われました。

疎遠になった細かい理由は書きませんが、そういうことを乗り越えて相手のことを心配できるのはやっぱり大人で、自分はそういうことができない子どもだなぁ~、みたいなことを思いました。

 

もうひとりは学生時代の同級生の女性、といっても同じクラブに籍を置いていたくらいの関係で、学生時代に深い関係だったわけでもありません。

年に何度か開かれる、クラブの同窓会という名目の飲み会で顔を合わせ、酒を飲んで話すことはありますが、それでも年に数回顔を合わすだけの関係です。

その証拠に、いきなりLINEに「鈴木(仮名)です。ニシオカって大阪でしょ?地震大丈夫?」みたいなのがLINEに送られてきても、正直「鈴木って誰?」としか頭に浮かびませんでした。

当初は無視しようかとも思いましたが、「ニシオカ」って書いている以上は知人のはずなので、悩みに悩んだ末に「鈴木(仮名)さん?」と返したところ、旧姓を名乗ってもらってやっと誰かがわかったくらいです。

もちろん他にも自分が大阪在住と知る、同じクラブだった同級生で、年に数回顔を会わせるだけの女性がいるのですが、なぜか鈴木(仮名)さんだけが連絡をくれました。

その謎が残りはしますが、素直に心配してくれたことを喜びたいと思います。

でも、やっぱり謎ですが・・・

 

たった2件、ブログを通じて連絡をくれた方を含めればもう少し多いのですが、会社という巨大な組織から外れた自分を、家族以外の方で心配してくれる人がいるのなら、その分だけは頑張って生き長らえないといけないなぁ~と感じました。

いや、別に自暴自棄になっているとか、自殺願望が芽生えたりしているわけではなく、自分みたいな人間でも、それなりの価値があるんだ、みたいなことを思っただけです。(それ自体がおかしくなってます?)

 

そんなこんなで、地震で亡くなる人がいて、いまだに避難している人がいる中で、こんな発言は不謹慎だということは十分承知の上ですが、地震のおかげで連絡してくれる人がいたことをわかって良かった!と。自分の存在価値は、少なくとも2件分はあるのだからガンバロー!と思いました。

 

でわ、股!!

 

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