46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

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背泳ぎのターンはどこで壁を判断するのか?

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読者であるブロガーの方がこんなことを書かれていました

どうも、マスクド・ニシオカです。さて、オリンピックも陸上が始まりまだまだ盛り上がりそうですね。自分は水泳をやっていましたので、競泳のレースを見て盛り上がっています。そんな競泳のことで、このブログの読者である方が、ブログでこのようなことを書かれていました。

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<3.背泳ぎの選手ってターンするタイミングをどうやって計っているの?>
これは水泳やってる人に聞けば直ぐに分かるので超グ問ですね(^_^;) でも素人からすると、どうやってタイミングを計っているのか疑問です。コースの仕切り(コースロープフロートという名称だそうです)をチラ見してタイミングを計ってるのかな?でも競技を観ているとこの仕切りに接触しそうな選手も時々いるし、本当に見えているのか疑問です。マスクド・ニシオカさんとかに聞けば一発で答えがでそうですけど。

blog.livedoor.jp

というわけで、1発で答えを出しましょう!

答えはズバリ!5mフラッグを見てタイミングを決めています。

遊ぶだけのプールにはありませんが、通常のスイミングスクールなどでは壁から5mのところに旗のついたロープが張られています。正式名称はわかりませんが、5mフラッグなどと呼ばれています。

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背泳ぎの選手はこれを見て、残り5mということがわかります。そして、何回ストロークすればターンの体勢に入れるかがわかるわけです。ですので、背泳ぎの選手は壁を気にすることなくターンとタッチが出来ます。しかし、実際にはオリンピックに出るくらいのレベルの選手であれば、泳ぎだしてから何回手を回せばターンをするかわかっていて、最後のタッチも壁を見ることはしません。熟練の背泳ぎ選手になると、目をつぶったままで真っ直ぐ泳いで、ストローク数を数えてターンをし、泳いで帰ってきてタッチが出来るそうです。

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昔は、背泳ぎの場合は壁にタッチをしなければいけないというルールがありました。なので、壁までの距離を正確に把握する技術が必要でした。しかし、ルールが変更され壁にタッチをしなくても良くなりました。なので、壁に近づいて下向きになり前回りをして壁を蹴ってターンをするようになりました。ですので、それほど正確な距離がわからなくても少し速めに下向きになれば失敗することはありません。ただ、下向きになるのがあまり早すぎると遠すぎて失敗となり、失格になる場合もあります。

豆知識としては、この5mフラッグは背泳ぎのときだけ出現します。正確には、背泳ぎと個人メドレー(バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・クロールを一人で泳ぐ)のときだけ現れます。スイミングスクールなどでは常に設置されていると思いますが、試合の場合は背泳ぎ以外では必要ありませんので撤去されています。なので、このオリンピックでも5mフラッグが無いことが確認出来ます。

あとは、オリンピックのような国際大会でも屋外で行われる場合があります。このとき背泳ぎの選手はかなり苦労します。それがどんな形状であっても変化しない天井であれば、何度か泳げば自分が見ている景色が固定されていきます。しかし、屋外の場合は雲の形状が変わるのでレースごとに景色が変わります。これが困りものです。

最後に

自分は水泳をやっているのでこういうことを理解していますが、水泳に携わらない方にとってはわからないことですよね。今回の内容がそういった方のお役に立てれば幸いです。そして、自分の場合は当然ながら水泳以外のことは素人同然ですので、疑問に思うこともありますので、今度はそれをこのブログで書いてみたいと思います。

そして、今回言及していただき、ネタの提供までしていただいた、priority777氏に感謝したいと思います。ありがとうございます。

 

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