どうも、マスクド・ニシオカです。
世の中にはいろんな人がいます。
やりたいことがあって、それをやっている人
やりたいことがあっても、仕事や家事が忙しくて、できない人
やりたいことを、やらない人
やりたいことが、本当はあるけれど、諦めている人
ちゃんとしてデータを見たわけではないですが、世の中の多くの人が仕事や家事に追われ、自分のやりたいことがあってもできていないと思います。
ゲームや漫画に映画など、別に遊ぶことだけでなく、スキルを磨くための勉強や家族のために時間を取ることだったり、人それぞれやりたいことがあるけれど、なかなかできないのではないでしょうか?
実際自分も会社勤めをしているときは、休みがなかったり1日の勤務時間が12時間を越えていたり、やりたいことがあってもなかなかできず、それでストレスを溜め込んでいました。
それが会社を辞めて好きなことができるようになってからは、もちろん収入は激減しましたが、その分ストレスを溜めることもなく、幸せな生活を送れていると思っています。
でも、もし、自分にやりたいことがなかったら、会社を辞めてからどうなっていただろう?
そんなことを思うのは、自分と同じように会社を辞めて、「やることがない」と言い切る人に出会ったからです。
本当にやりたいことがないの?
その人は昔から知っている人なので、「出会った」というのは間違った表現なのですが、自分なりに、その人にはきっと何かやりたいことがあると思っていたので、「えぇ~っ!実はそうなの!?」となったので、「出会った」わけです。
その人との話の流れで「何かやりたいことはないのか?」という話題となり、即答で「ない」と答えられたことに「イラッ!」ときたわけではないのですが、「そうはいっても何かあるでしょ?」と思ったのは事実です。
酒が入っていたこともありましたが、自分としては何か協力できるのではないかと考えて、しつこく「本当にやりたいことがないの?」と聞いたのがいけなかったのでしょう。その人はだんだん機嫌が悪くなってきました。
ないものはない!
多少険悪ムードになりつつも、まだ「やりたいこと」についての話は続きます。
自分が知る限り、その人は自分なんかより仕事ができます。
その能力を生かせば仕事に困ることはないと思うのですが、長い会社勤めの経験から、「人の下で働くのは嫌だ」という考えで支配されています。
その考え方に共感できる自分とすれば、「だからやりたいことを仕事にすれば・・・」と思うのですが、そのやりたいことが「ない!」とバッサリ切られてしまうと、話が前に進みません。
ここまでの内容を再度説明しても、やっぱり「ないものはない!」の一点張りで平行線は続きます。
逆に怒られる
自分が金にならないブログをやっていることを、その人は知っています。
金にはならないけれど、好きなことができていることも知っています。
あまりにも自分がしつこかったからか、その人は逆に詰め寄ってきました。
「やりたいことをやっても金にならないなら、どうやって食っていくの!?」
もちろん正論です。
フルで働く嫁がいて、ローンを終わった家があって、子どもがいなくて、借金もない。
そんな状態でも、将来の不安がないわけではありません。
しかしそこは「売り言葉には買い言葉」です。
「これまでの貯蓄もあるし、それがダメなら生活保護でも何でもある!」
本当は生活保護を受けるなんて微塵にも考えたことないのですが、つい口から出てしまいました。
スポンサーリンク
そのまま平行線でサヨウナラ
やりたいことがある、自分
やりたいことがない、その人
お互いの距離は縮まらず、ずっと平行線のまま店を出ました。
それでもまだ、「本当はやりたいことがあるけれど、それを言うのが恥ずかしいとか、諦めているとか・・・そんなのでは?」と思っていた自分ですが、その人からは、それを全く受け付けようとしないオーラが出ていたので、何も言わずに別れました。
ひとり冷静に考える
家まで帰る電車の中、ひとりで冷静になって考えてみました。
やっぱりその人の機嫌を損ねたのは、「やりたいことはないけれど、何か会社をしたい」 という言葉に、「何がしたいかわからない会社なんて、誰も近寄らない」と返したことかなぁ~と思いつつ、でも間違っていないよなぁ~と思ってみたり・・
でもそう考えると、やりたいことがあって、それができている自分は、本当に幸せ者ではないのか?
もちろん収入がなくなったわけですから、世間から見ればダメダメなのでしょうけれど、収入が減った分だけ節約して、それを楽しんでいるので、自分の中でよければそれで幸せなのでは?
そんなことを考えていました。
やりたいことがない=不幸?
じゃあその裏返しで、やりたいことがない=不幸なのか?となりますが、自分にはよくわかりません。
やりたいことがあってもできない人は腐るほどいるでしょうし、その腐るほどの人が全て不幸だとは思いません。
ここまで書いてきたその人にもやりたいことがありませんが、普通に幸せそうに見えます。
ただどうしても、本当はやりたいことがあって、それを形にできないというか仕事に繋がらないと決め付けているだけで・・・
ね、しつこいでしょ?
最後に
蛇足ですが・・・
先日TVで、40年かけて日本国内でのバナナ栽培に成功した人の物語を見ました。
そのきっかけは単純に「昔食べたバナナが美味しかったから」だそうで、仕事で稼いだ私財を費やして夢をかなえたそうです。
きっかけなんて単純でいいと思う自分は、このバナナ作りの話が大好きです。
なのでその人にも、単純なきっかけでいいからやりたいことを見つけて欲しいと思うのです。
あと、今回のことで、「自然と人から嫌われる人」の要素が、自分にもあるような気がしました。
でわ、股!!
クリックしてもらえると助かります。