ハローワーク3回目
退職後、ハローワークに行くのはこれで3回目です。今回は認定日前に行われる初回講習です。さすがに3回目になったのでウロチョロすることなく、会場まですんなり到着しました。
講習を受ける
今回はひとりの担当の人が画像を使いながら60分たっぷりと説明してくれました。主な内容としてはこんなことでしょうか。
- 早めの再就職
- 再就職の方法
- ハローワークの利用方法
早めの再就職
再就職手当てがあります!と聞くとなんだか別に手当てがもらえるように思えますが、実は再就職しても失業給付金がもらえますよ!ということです。そこでこんな試算を出されていました。
- 給付期間90日で日額5000円のAさんBさんの6ヵ月(180日)後
- Aさん=失業給付金だけもらう⇒ 45万円
- 90日は待期で、その後90日分失業給付金をもらえる
- Bさん=1ヵ月後に再就職 ⇒ 127万円
- 1ヶ月で再就職して失業給付金の60%(27万円)+就職後の給与100万円
- その差、82万円
はい、Bさんの場合は再就職が決まったので、同じ6ヶ月でも82万円の収入の差がありますよ。ということなんですけど、これってその分、5ヶ月間仕事をすることで自分の時間を売っているわけですよね。Aさんは5ヶ月間自分のために好きなことが出来ます。その部分のことは無視されます。もちろん、ハローワークからしたら就職してもらう為に活動されているんですけれど、どうなんでしょうね?
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再就職の方法
これは正確な数字を覚えていませんが、ハローワークでの就職決定率(?)が70~80%とか仰られていました。そのシステムは特別なわけではありませんが、このように考えているとのことです。
- 自己分析
- 求人検索
- 応募書類作成
- 面接準備
- 書類選考
- 就職
これはハローワーク梅田だけかもしれませんが、基本的に担当制でサポートしてくれるそうです。その分予約が必要となりますが、自分の担当になってくれた人に就職するまで(期間期限はあり)サポートしてくれるそうです。それを強調されていました。
ハローワークの利用方法
再就職先の検索にはPCが130台あるそうで、その利用方法とそれ以外に有効利用する方法を説明されていました。子どもを遊ばせておくスペースなんかもあるようで、その紹介をされていました。
ハローワークの使い方の基本的な考え方はこんな感じです。
- 仕事を探すのを支援
- あれば再就職を支援
- 出来る仕事の就職が見つからなければ訓練を支援(一部有料)
- これまでの職種以外の再就職の支援
今回の講習会も時間が来たらあっさり終わりました。特筆することがあるとすれば、参加した証としてアンケートが配られてそれを記入して最初の失業認定日に提出すれば、求職活動と認められるということでしょう。求職活動については3回必要で、あと2回求職活動を行わないと失業給付金がもらえない仕組みです。
PCで仕事を探してみる
前回は、勝手にPCを使おうとして白い目で見られましたが、今回はちゃんと申請してPCで仕事を探してみました。前回の様子はこちらで確認できます。
さて、仕事を探してみる、と意気込んだもののスイミングスクール以外の仕事が出来るわけでもなく、とりあえず同じ職種で探してみましたが、いろいろ条件を絞って出たのは3つだけでした。しかも、その1つは自分が関係したことのある会社なので、応募する気はありません。
この3つという数字についてはある程度予想していたことでした。これまで自分がやっていてどんな仕事かわかっています。途中入社で未経験の人がやるには敷居が高い仕事です。そしてそういう人を採用しても辞めていく人が多いことに加え、そういう人を採用してじっくり仕事を覚えてもらう余裕も無いはずです。このスイミングスクールの仕事が今後どうすればいいのか?は、長くなりそうなので、ここでは控えます。
面白そうな仕事を見つけた
スイミングスクールの仕事は見つけられませんでしたが、30分ほど条件を変えたりして興味が沸くような仕事を探してみました。ここで書いても大丈夫なのでしょうか?まぁ丸々書かなければ大丈夫でしょう。たぶん。
- 演芸場のチケットの運営補助
- 仕事内容はチケット販売・もぎり、場内清掃、来場者対応
大阪で演芸場といえば限られてくると思いますが、ここがアルバイトを募集していました。採用人数が多く年来不問で自分は自転車で通えますので良かったのですが、時給は最低賃金レベルでした。ただ、なかなか面白い経験が出来るような気がしたのと、お客様に直接対応できるのと、何よりも笑いを主に提供しているのが自分には良い意味で引っかかります。商売としてのプロの笑いの現場の裏側を覗くことを目的としていたら怒られそうですが、何事も動機は不純でもいいですもんね。
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ちょっとだけ考えてみた
ハローワークにも3回目となりまして、雇用保険のシステムやハローワークの考え方が理解出来てきました。今回の講習会も含めて思ったことを書いてみます。
ハローワークに来ている人というのは、仕事を辞めた人です。もともと仕事をしていなかったら失業給付金はもらえないはずです。ということは、今回、自分と一緒に講習を受けていた人も年齢は様々ですが、会社を辞めた人たちです。で、ハローワークとしては再就職を勧めてそのためにいろいろ努力してくれています。それが仕事だと言えばそれまでですが、それでも丁寧に対応してくれています。
しかし、これまでの3回では、なんで仕事を辞めたのか?に触れられることがありません。もしかしたら、今後の就職相談などで話を聞いてくれるのかもしれませんが、これまでの説明ではその内容は出てきませんでした。
ハローワークという機関のスタンスとして、それには触れられないルールがあるのでしょうか?それがダメだ!などというつもりはありません。ただ、一緒に初会講習を受けている人を何となく眺めながら、この人たちはなんで辞めたんだろう?と思っていたんです。そして、その部分が解消されないと形だけは就職活動しても、また辞めちゃいそうな気がするんですが・・・いらぬ心配ですかね?
もちろん、様々な理由で辞めたくなくても辞めざるを得ない人もいますので、その全てが当てはまるはずではありません。ただ、ハローワークで再就職のあっせんをされればされただけ、ちょっと腑に落ちないというか、疑問に思ってしまうのです。
ハローワークに行ってる自分も同じ穴のムジナですので、「何を偉そうに・・・」と言われても仕方ありませんが、自分なりに退職するまで仕事をしていて、人事の難しさと大変さを経験してきたつもりですので、利用する利用されるのどちら側に立つかというようなことを理解しているつもりです。でも、ハローワークではそのことは何にも触れません。そんなもんですかね?考えすぎ?
本人のやる気をどうこうするような考え方も伝わってきません。やる気の無い人は失業給付金を払いません!というようなスタンスなのでしょうか。でも、これはさすがにそうですよね。やる気をコントロールするのはさすがに無理なんでしょうね
そんな中、大阪の最低賃金が25円上がるという発表がありました。
大阪地方最低賃金審議会は4日、府内の最低賃金を25円引き上げ、時給883円とするのが適当と大阪労働局長に答申した。引き上げ額は2年連続で現行方式となった2002年以降の最高となる。異議申し出などの手続きを経て10月1日に最低賃金が引き上げられる見通し。
日本経済新聞より引用
これで条件が良くなってアルバイトであっても働く人が増えれば、ハローワークの人も仕事が減るかもしれません。でも、そんなに世の中って単純じゃないような気もします。アルバイトが増えて社員が減るとかも考えられますが、さぁどうなるんでしょうね?
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もちろん、ちゃんとハローワークに行きます
なんだか批判的な内容になったかもしれませんが、今後もちゃんとハローワークに通います。今度は月末に最初の失業認定日があって、その間に仕事をしていないか?=不正受給は無いか?等の話を担当者とマンツーマンで行います。当然ながら始めてのことなので、期待半分緊張半分ですね。
そして、仕事も探してみます。そういえばここに書くか新たな記事にするか迷いましたが、スイミングスクール関係者で読んでいる方がいたらお伝えしておきます。
ハローワークにはスイミングの仕事は無いですよ!別の仕事する覚悟が無ければ辞めないほうがいいですよ!
最後に
ハローワークでPCを使って仕事を探しているおじさんおばさんには特別何も思いませんが、若い人には何とか自分で考えて欲しいなと思います。なんだかこれも上から目線で嫌な感じですが、まだまだ会社に勤めなくても考え抜けば何か稼ぐ方法はあるような気がするんですが。これも余計なことですがハローワークでは起業とか独立について、なにか支援はあるのでしょうか?そんなことも今度行ったときに聞いてみたいと思います。
あと、前回書きましたブログの収入についても今回聞けなかったので、次回確認してきます。
でわ、股!!
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