どうも、マスクド・ニシオカです。
いきなりですが、読者登録させていただいているブログ色々虎威 ゆるり様で、このようなことが書かれていました。
26年ほどスイミングスクールでコーチの仕事をしてきた自分として、目にした瞬間に「何かお手伝いできないか?」と図々しくも思いまして、いろいろ書かせてもらます。(決してブログのネタに困っていたわけでは・・・)
ただし、スイミング業界から離れて1年以上が経ちますので、あまりタイムリーな内容にはならないかもしれませんが、少なからずとも営利目的では書きませんので、「そういう考え方もあるね」くらいの感じで読んでくださればと思います。
内容の要約
まず記事を何度も繰り返し読ませていただいて、自分なりに書かれていることの要約と気になる点などをまとめます。この時点で解釈が間違っているとおかしなことになるので、もし違っていたらご指摘いただければ追記修正をさせていただきます。
- 夏に向けて今(1月)からスイミングに通おうかと思っている
- お子さんは現在小学1年生で4月から2年生
- 土日限定で毎週通えるかわからない
- 親、子ともに甘えが出る
- 期間限定のスイミングスクールで良いと考えている
こんな感じでしょうか?
で、この内容についてスイミングスクール側からの考えを加えた意見(アドバイス?)を書いていきますが、結論を先に述べますと・・・
その考え方で大丈夫です!
ここからはそう思う理由などを書いてありますが、長くなりますのでご容赦を。
夏に向けて1月から始める
先を見越して早めに通い始めるお客さんは、少数ですが存在します。そして結論として「夏に向けて」をメインで考えるなら、1月に始めるのは正解だと思います。
細かいことをいえば、まず「泳げる定義」をどこに持ってくるか?がありまして、一人で何にも頼らずに浮いて立つことができれば泳いだともいえますし、クロールで呼吸をしながら25m進んで初めて泳げたともいえます。
そこで「小学2年生の学校の水泳授業で苦労しないレベル」とするならば、クロールの準備段階くらいまでできれば良しとするのでどうでしょう?つまり完璧な形ではなく呼吸もできないけれど、バタバタ足を動かして手を交互に回してクロールっぽいことができるレベルです。
決して断言はできませんが、水が苦手でなくて半年あれば、だいたいの場合はそのレベルであれば1月に始めて夏には準備万端でしょう。ただし、もっと高いレベルをお望みの場合は、同じ半年でも週2以上通う必要があり、それでも「必ず」というのは難しいかもしれません。
そしてここからは下世話な話ですが、スイミングスクール側として1月から通うことに対して書いてみます。
- 全体人数による恩恵の有無
- キャンペーンの内容
まずこの時期に通い始めると、スイミングスクール全体の人数が少ない時期に始めることになります。多少の違いはありますが、スイミングスクールの全体人数のピークは夏の後の10、11月くらいで、1月は底に近い時期でしょう。
そう考えると、スミングスクール側とすると1月に来てくれるお客さんはありがたい存在となります。そして少ない新メンバーとして認識され、コーチから覚えてもらえたりチヤホヤされたりする可能性があります。(絶対ではありません)
しかし、逆に考えると新規会員獲得に向かない時期ですから、スイミングスクールとしては獲得するためにパワーを注がない時期ともなります。つまり多くの新規会員がいる春や夏におけるキャンペーンよりもお得感が減る可能性が高くなります。
具体的にいうと「入会金無料」や「初月の月謝半額」や「水着プレゼント」などの有無の差があり、後から考えると「損したぁ~」となるかもしれません。
ただ、これも最近は差が埋まってきており、いつ始めてもお得になるようなシステムのスイミングスクールも増えていますので、そのへんは内容を確認しながら比べてもいいかもしれませんね。
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お子さんは現在小学1年生で4月から2年生
少し昔の記憶ですが、子どもが何歳からスミングスクールに通い始めるかは二極化されていて、2歳くらいの低年齢か小学低学年となっています。
これは親の考え方で、とにかく一人でプールに入れるようになったらすぐに通い始めさせるのと、子どもが小学校の授業で困らないようにするのと、この2つが関係しているようです。
そうなると今回の場合は後者となりますが全く問題ないですし、同学年で始めるお友達もいるでしょう。
ただひとつだけ気にしておくことは、お子さんがもっと低年齢の子どもと同じクラス(区分け)で練習する可能性があるということです。(年齢ではなく泳力によって区分けが決まるので)
あくまでも可能性で、気にしなければ問題ないのですが、たまに本人のプライドで「小さい子と練習するのがイヤ」と言い出す子どももいますので、あえて書かせてもらいました。
土日限定で毎週通えるかわからない
これはスイミングスクール側でも把握していて、土日にクラスを増やして受け入れ態勢を増やしていたり、休んだ場合でも無駄にならないよう振替えシステムを充実させたりしています。
ですが、それでも追いつかないくらいで、世の中のお父さんお母さんが働いているのだなぁ~とよく思いながら働いていました。
そこで、そういう毎週通うものという本来のシステムを無視して、一定に期間中の好きな日に通えるシステムを構築しているスイミングスクールもあります。
もちろんやっていないスイミングスクールもありますが、そのまま事情を話せば「ウチなら、こんなこともできますよ!」と教えてくれる受付スタッフもいますので、駄目元で聞いてみるといいかも知れませんね。
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親、子ともに甘えが出る
甘えるなー!
嘘です・・・ごめんなさい。
これに関しては可能かどうかわかりませんが、誰か周りの人を巻き込むことで「行かなければ!」とする方法があります。つまり近所の同年代の友達と一緒に始めるとか、通い始めたらママ友を作っておしゃべりするとか。(目的が変わる?)
あとは子どもさんのレッスン中に、見学する親が時間を潰す方法を覚えておくと、ある程度慣れてから付き添いが苦痛ではなくなります。読書やタブレットなどを見ながら見学している保護者って、本当に多いですからね~。
期間限定のスイミングスクールで良いと考えている
結論としてこれで大丈夫だと思います。
夏に向けて早めに始めて、ある程度泳げるようになったとき、お子さん本人に続ける意志がなければスッパリ止めてしまってもいいでしょう。もちろんスイミングスクールは必死で留意してきますが、「家庭の事情」で終わりです。
問題はここまで書いてきた内容が、記事にある通わせようかとお考えの、市のゴミ処理場の室内プール(ゴミ燃焼熱を利用した温水プールですね?)がやってくれるか?、どこまで懐と考え方が広いか?ですかね。
市が運営をしているとなると、ルールが厳しくて融通が利きにくいというのが経験上の感覚ですが・・・試してみて損はないでしょう。
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まずは体験を!
市の運営するスイミングスクールだとやっていないこともありますが、多くの場合は体験を受け付けています。
有料と無料とあって、体験会として設けられたクラスではなく通常(本科)クラスに参加する場合もありますが、とりあえずどんな感じか試すのには良いでしょう。
ただ、ここでやり手のスイミングスクールだと、人気のあるコーチを体験会を担当させて印象を良くして、実際に通い出したら下手なコーチが担当となる場合もありますので、あまり信用し過ぎないほうが良いかもしれませんね。
最後に
長々とスミマセン。
久々にスイミングのことを書くのが楽しくて、頼まれてもいないのについつい書きすぎてしまいました。(これでも自粛した方ですが・・・)
個人的には、「近ければ自分が教えてもいいけれどなぁ~」と思いましたが、それ以前に「保護者自身が教えてもいいのでは?」と思いました。
もちろんノウハウはないでしょうし、難しいと思われるでしょうが、ある程度勉強すれば子どもに水泳を教えるのは、そんなに難しいものではありません。
水に慣れて顔を浸けて潜れるようになって、浮いてバタバタして手を交互に回せばクロールっぽいのが完成です。(呼吸はややこしいですが・・・)
一番の違いは経験で、上手いコーチはちょっと見ただけで何が悪いか?どうすれば泳げるようになるか?がわかって、その最短距離を探して選べるのがプロであり、そのプロだって完璧ではありません。
なので親子一緒に、どうやったら泳げるようになるだろう?と考え悩みながら成長していくのも、なんだか素敵な気がします。
と、ここまで書いた責任もありますので、もし、子どもさんに水泳を教えることでわからないことがあれば、自分でよければ参考になることを書かせてもらいますので、いつでも仰ってください。
一応以前書いた記事を貼っておきます。
以上、押し付けがましくて申し訳ございませんでした。
でわ、股!!
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