46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

スポンサーリンク

26年働いて思う会社ってこんなとこ(辞めちゃったけど)

どうも、マスクド・ニシオカです。

 

先日、読者登録させてもらっているブログから、とある大学生のブログにたどり着きました。そのブログは、大学生が会社勤めをせずにプロブロガーになることを宣言して始まり、ある程度順調に稼ぐことが出来ていたようですが、最近アクセス数が急落して「こんな不安定な仕事は続けててられない!」ってな感じで就職活動を行うことで、一旦幕を降ろしています。

 

26年会社勤めをしてきた自分としては、「一度は会社勤めを経験しておくべきだよ」なんて思うのですが、そんな会社を辞めてしまっていることもあり、多少複雑な感じです。さらに大学生のブログを読むと、「ブログで稼いだ金でひとり暮らしを始めた」な!んて書いてありますから、稼ぐことの出来ない自分は、めちゃくちゃ複雑な心境です。

 

ブログを書いている大学生に向けて、何か気の利いたメッセージでも送りたいのですが、なにぶんコチラのブログが儲かっていなくて複雑な心境ですので、あえて言及せずに書いています。もちろん、気の利いたメッセージも書けませんが。

 

そこで、その代わりといってはナンですが、自分が26年いた会社での経験を書いてみようかと思います。ズバリ「会社ってこんなとこですよ」というハナシです。もちろん、世の中に腐るほどある会社のひとつのことですので、他の会社もすべて同じというわけではありません。与太話くらいで読んでもらえるほうが気が楽です。

 

保身が全て!自己犠牲などなし!

とにかく保身です。右を向いても左を向いても保身だらけです、

自分の身を守るためには会社のルールも変えますし、たらい回しや責任逃れなんて当たり前、自分を犠牲にして部下を守るなんてトンデモナイ、口では上手いこと言ってても、いざとなったら責任の擦り付け合いで、自分が貧乏くじを引かないようにしています。

もちろん、そんな人ばかりじゃなく部下のためにがんばってくれる人もいます。しかし、会社はそんな人を許しません。部下を守る=部下を味方に付けて謀反を起こすんじゃなかろうか、なんてことを考えて、お主も同罪じゃ~!と部下を守ろうとした人に罪を擦り付けます。

 

数字が全てだ!というのは嘘

会社では数字が全てだ!とかいわれます。

数字は万人に共通のものですから、会議では「数字が全てだ!」といわれるのは納得ですし、数字が悪くて怒られるのも納得です。しかし、数字が悪くても怒られない社員がいます。何かしら良い箇所を見つけて褒められます。逆に、数字が良くても怒られる社員がいます。成績は良くても報告の仕方が悪いとか、何かしら怒られます。

数字が全てなら、ラッキーで数字が上がっても努力してて数字が下がっても、全て共通で判断しなければなりませんが、それを会社はしてくれません。結局は好き嫌いとかそんな見えない数字が存在するのです。

 

スポンサーリンク

 

 

会議よりも居酒屋の方が大事な話をする

基本的に会社は会議が大好きです。

会議で活発な意見が出ないと偉い人は怒ります。ですが活発な意見を出しても、会社が変わりませんから誰も意見を出しません。出したところで、どうにもならないとわかっているからです。もちろん、活発な意見を出さないと怒られるのもわかっていますから、テキトーな意見を出します。偉い人はそれで満足です、会議で何かを決めることより会議をすることの方が大事ですから。

会議が終わり居酒屋に向かい、偉い人がいないテーブルでは本格的な会議が始まります。みんな会議の間に意見を考えておき、居酒屋で活発な意見が出して、議論は白熱します。そしてまとまった意見を偉い人にぶつけます。会議とはそういうものです。たぶん。

 

一対一ではYESでも集団ではNO

膝を突き合わせて話しても、無駄ということです。

困っていることや問題があって、偉い人と一対一で話してみます。もちろんワガママをいうのではなく、自分の意見や考え方が合っているのかどうか、間違っているなら考えを改めるつもりです。しかし、偉い人は自分の意見に賛同してくれます。「おまえの言ってることは正しい!」とお墨付きをもらいます。

しかし、これが一対一でなくなったら偉い人の意見は変化します。膝を突き合わせて話し合ったのは、なんだったのでしょうか。それも一度のみならず、何度もそんなことがあれば何も信用できません。

 

組織は無関係!利用するかされるかだけ!

上司が部下を使うのは当たり前ですが、部下が上司を利用するのもアリです。

会社組織である以上、上司は部下に指示が出来ます。しかし、利用するかされるかは組織には関係ありません。自分の保身のために部下を利用しようとする人はたくさんいますし、その逆もあります。

本当に仕事の出来る部下は、上司を上手く転がすものである。と教えてくれた偉い人は、自分が偉くなったときに、部下に利用されることを恐れて、誰も信じれなくなりました。

 

スポンサーリンク

 

 

それでも会社勤めをする理由

こうやって書くと、会社勤めをする意味はあるのだろうか?となりますが、それがあるから自分は26年やってきました。

  • 安定した収入
  • 社会で必要な基本を学べる
  • 会社の裏側を見れる
  • 仲間が出来る

メリットに比べるとデメリットの方が多いようですが、仕事が出来ない人間を稼げるまで育ててもらえるわけですから、そんなものかもしれません。

会社勤めをしなくても生きていくだけのお金が稼げるなら、会社勤めはしなくてもいいでしょう。しかし、会社の本当の事は会社勤めをしなければわかりません。

この記事のようなものを読んで頭では理解できても、実際に嘘をつかれたり騙されたり、裏切られないと本当に理解したとはいえません。

特に信頼している人から裏切られたりすると骨身に沁みます。そりゃあ人間不信にもなります。ですが、そういうことがあるから用心深くなったり、利用されないようになるわけです。

 

スポンサーリンク

 

 

最後に

最初にも書きましたが、ここに書いたことは自身の経験であり、世の中の会社すべてのことではありません。ここに書かれたことの逆のことをやっている会社は必ず世の中にあって、そういう会社だったら自分もまだ辞めずに続けているんだろうなぁ~とか思います。

現在会社に勤めている人も、これから就職活動をして会社勤めをする人も、大変だと思いますが、無理しない程度にがんばってもらいたいと思います。

 

でわ、股!!

 

あのブログで稼げてこのブログで稼げないのはナンデ?

ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村

 

こんなことも書いております。

www.maskednishioka.com

www.maskednishioka.com