46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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入社式の思い出のハナシ〈mata.〉

ニュースでいろんな会社の入社式の様子や、最近の転職事情についてやってました。

会社側は新入社員をすぐに辞めさせないようにいろいろ考えているけれど、しかしその意に反して入社してすぐに転職サイトなどに応募する人の数は増えている。というせめぎ合いがなんだか傍観者としては面白くて、完全に他人事としてニヨニヨしていました。

 

しかし、そんな無責任な自分も、入社式を経験しております。

たぶん、あれは20歳の頃。

一度は調理師として社会デビューをしたものの、その厳しさに半年も経たずにケツを割り、住み込みの寮から夜逃げ当然で実家に戻り、子どもの頃からやっていた水泳の仕事を目指してスイミングスクールのアルバイトを始めます。

そこでトントン拍子に話は進み、そのアルバイト先の会社に入社することになり、当時あった会社の大きな施設で入社式が行われました。

入社式には親も呼ばれ、堅苦しい式典の後に立食パーティーがあり、社長を筆頭に会社の偉いさんがビール瓶を片手に各テーブルを回り、挨拶をしていました。

で、うちのテーブルに来た時、ビールを飲んでほろ酔い気分の親父は、社長に向かってこう言いだしました。

「昔はよく子どもをどついてましたなぁ~」(どつく=叩く)

前述しましたが、自分は子どもの頃から水泳をしており、つまりそれはスイミングスクールに通っていたわけで、そのスイミングスクールは、この会社が運営していました。

なので親父は社長の若い頃をギャラリー(観覧席)から見ており、当時まだ若くてイケイケのコーチだった社長が、プールサイドに選手を並べて気合を入れるためにどついていたのを覚えていて、本人としては親近感のあらわれとして「アナタのことが知ってるよ」という意味での発言だと思われますが、それを聞いた周りの人間はドン引きで、一番の当事者である自分の顔は真っ蒼になりました。

それを誤魔化すために、注がれたビールを一気飲みして、「それでは今日も入水(プールに入ってレッスンを行うこと)なので!」と入社式会場を後にしたような・・・。

そんな思い出です。

 

もちろん30年以上前のこと、時効ということでお許しください。

 

あ、ひとつ訂正が

 

19歳だったかも・・・

 

でわ、股!!