46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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競泳の実況と解説のハナシ〈mata.〉

元スイマーとしては、五十肩で泳げなくなってしまったけれど、元水泳コーチとしては、もう業界から離れて何年も経つけれど、それでもいまだにTVで水泳(競泳)の中継があると、観ています。

ただし、起きていられる時間なら。

少し前に開催された国際大会(世界水泳)が、これまでゴールデンタイムで放送されていたのが深夜になっていたので、水泳では視聴率が取れないのか?、それとも別の大人の世界特有のキナ臭い何かがあるのか?、もしかするとTVで水泳競技が観れなくなるかも?とか思っていましたが、今年開催されるパリオリンピックの代表を決める大会(国際大会日本代表選手選考会)は、無事NHKでゴールデンタイムに放送されました。

もう最近の水泳業界のことは全然わからないので、どの選手がどれくらい強い(速い)のかもわからないまま、純粋に競技として、隣で嫁さんの「なんで代表を示すラインはラスト速くなるのか?」という疑問に答えながら、観ました。

(あのラインは実際に泳いでるんじゃなくタイムを平均して作っているから、ラインが速くなるのではなく泳いでる方がバテて遅くなっている。と思います。)

水泳の中継には実況と解説が付きもので、実況するのはアナウンサーさんで解説するのが元スイマーというのもお決まりのパターンで、今回もかろうじて知ってる人が解説を務めておられたので、ちょっと懐かしい気分を味わうことも出来ました。

なのですが・・・

水泳に携わっている時は気にならなかったのですが、水泳から離れて一般人に近くなった身としては、なんだか実況と解説が固いというか真面目過ぎるというか、そこに面白さを求めること自体がダメなのかもしれませんが、なんか、つまんない。

もちろんNHKなのでお堅いのは仕方がないのでしょうし、アナウンサーさんがそれをやると国民から「けしからん!」と怒られるでしょうが、もうちょっと会場の熱というか盛り上がりを「あー!」とか「うぉー!」という声で届けてほしいと思うのは、自分だけでしょうか?

あと、水泳はタイムが重要で、前半何秒で入ればこれくらいのタイムになる、といった情報を視聴者に伝えることが大事なのはわかるのですが、あまりにもそれに特化しすぎて、純粋に競技としてラストの競り合いでどうなる!?みたいなのとか、あとは前述した嫁さんの素朴な疑問(代表を示すライン・・・)に触れるとか(触れてたらごめんなさい)。

もちろん、おふざけは不要で、大いに真面目に取り組むべきで、真面目に取り組むからこそ思わず声が出てしまった!みたいなのがリアルで面白いような気がするのですが、ダメ?

例えば元マラソン選手の増田明美さん。

その実績からマラソンのTV中継で解説を務められていますが、大真面目に選手を掘り下げる解説が大変話題となりました。

確かに賛否はあったみたいですが、そういうのが水泳の中継にあってもいいのでは?

 

なんて思いながら、観ました。

そして選手及びコーチ並びに関係者の皆様、大変お疲れさまです。

なんだかんだ言いながら、オリンピックも観ますので、頑張ってください。

 

でわ、股!!

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