『親の顔が見てみたい』という言葉だけを聞くと、目上の人間が後輩や部下を非難するイメージがありますが、ここでいう『親の顔が見てみたい』は逆で、どうすればこんな良い人に育つのか?に興味があって発する言葉です。
これまで長年スイミングスクールのコーチとしてたくさんの若いスタッフと一緒に仕事をしてきて、この「いい意味で」親の顔が見てみたいと言わせた人間が2人だけいます。
その2人のことを書き出すと長くなるので割愛しますが、共通する項目をあげるとこんな感じです。
- 真面目
- 誠実
- 謙虚
- 聞き上手
- 誘いを断らない
- 吸収する力がある
- ユーモアがある
ここまで来ると「逆に腹黒いのでは?」なんてひねくれた見方もするのですが、直接はもちろん、間接的にもイヤな話は聞かないので、本当に「いい人」です。
で、その2人には直接「(いい意味で)親の顔が見てみたい」と伝えたことがありますが、実現したことはありません。
そしてそのことを伝えると、2人とも「いやいや普通ですよ」と謙虚に返すのが共通点で、さらに2人の共通点が、2人のことを「チョーさん」「オーくん」と、親子ほど歳が離れていますが、必ず呼び捨てにはしないところです。
というわけで、今はどこかで医者として活躍しているであろうチョーさん。
そして今も一緒に働いているオーくん。
2人に出会えたことを感謝します。
もちろん2人を育てたご両親にも。
でわ、股!!