46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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カレーうどんの思い出のハナシ〈mata.〉

昨日の昼ゴハンはカレーうどん。

といっても有名店の凝った作りのヤツではなく、スーパーで9円(税別)で売っていた袋うどんを使った、ごくごく普通の家庭のカレーうどんです。

が、めちゃくちゃ美味かった!(あまりにも美味すぎて画像撮るの忘れた・・・)

9円のうどんに市販のカレールー、冷凍の豚肉に玉ねぎときざみ油揚げ、それを一般の主婦が作っただけのカレーうどんですが、めちゃくちゃ美味かった!

そして食べながら、カレーうどんの記憶が蘇ります。

 

あれはまだ会社勤めしていた頃、会社の偉いさんたちは会社の金で北新地(東京でいうところの銀座みたいなところ)で飲み回り、たまに若い社員もおこぼれにあずかっていました。

もちろん、ただタダ酒を飲むだけでなく、そこで偉い人に気に入られれば目をかけてもらえるという絵にかいたような社会の縮図があるので、若手社員には「絶対失敗できない!」という、ちょっとした戦場でもありました。

一件目はお寿司屋さんに行って軽く食べて。

二件目はオネーチャンのいる店で飲んで。

最後にカレーうどんを食べる。

毎回同じではありませんが、必ずといっていいほど最後はカレーうどんで、それを食べて解散がお決まりのパターンでした。

 

ところで偉いさんのトップの会長は「品がないのが嫌い!」で、ご自身は「昔ディスコに行って金が足りなくて逃げた」という下品な経験をしているにもかかわらず、いや、そういう経験をしたからこそ、若い社員には「オマエは品が無い!」と口を酸っぱくしていました。

なので、例えカレーうどんでも品よく食べなければいけません。

ズルズルズル~!とすすってカレーの汁をまき散らすなんてとんでもない!

そこに至るまでにどれだけ飲んで酔っ払っていても、おちょぼ口でカレーの汁を飛ばさないように食べないと、「オマエ!」と半分冗談ですが半分はマジで怒らるのです。

え~、前置きが長くなりましたが、はい、そうです。

自分はズルズルすすりまくってカレーの汁を、前に座る会長にかかる勢いで飛ばしまくるだけならいざ知らず、自分のネクタイを(自分の)丼に浸けてしまい、ネクタイが黄色くカレー色に染まったこともあります。

その瞬間会長の顔が豹変して、「オマエ・・・」と全部マジで怒られましたが・・・

だって美味いもん!

と、心の中で叫びながらヘラヘラしてたことを思い出しながら、汁まで完食しましたとさ。

 

ちなみに、袋うどんが税別ながら9円で売られていたスーパーは『スーパー玉出』ではなく『サンディ』なことだけは、サンディの名誉(?)のために書いておきます。

 

でわ、股!!