温暖化でやせ細ったホッキョクグマ
こないだTVで動物が特集されていて、やせ細ったホッキョクグマが紹介されていました。
理由は温暖化で、北極の氷が解けたことにより、餌となるアザラシを獲ることが難しくなり、食べられなくてやせ細っているそうです。
研究者によると、このままでは2100年には絶滅するのでは?と言われているそうです。
温暖化のおかげで生き延びたアザラシ
番組では「ホッキョクグマがかわいそう・・・」みたいな感じになってて、もちろん自分も「大変だねぇ~」とは思ったのですが、その反面「でも、アザラシは食べられなくなったのでは?」と思っちゃったのです。
もちろん、温暖化の影響はアザラシにもあって、単純にホッキョクグマに食べられなくなったからといって、アザラシの平均寿命がグン!と上がっているかはわかりませんが、少なくとも生き延びているはずです。
もちろん生態系は超複雑で、そんなシンプルではありません。
やせ細るホッキョクグマは「かわいそう・・・」で、食べられるアザラシは?
当然TV番組を作る方々もわかっていて、そのややこしい部分に触れだすとキリがないのと、あとは世界的にやせ細ったホッキョクグマの姿に悲観しているので、それを敵に回すリスクを背負いたくないでしょうから、「ホッキョクグマかわいそう・・・」になっているんでしょう。
でも、やせ細るホッキョクグマはかわいそうで、普段そのホッキョクグマに食べられるアザラシはかわいそうじゃないの?、とか思っちゃう自分が変わっているんでしょうね。
ごめんなさい。
かわいそうなのは小魚?
詳しいことはわかりませんが、ホッキョクグマがアザラシを食べられないなら、生き延びたアザラシが餌となる小魚を食べる量が増えるのが、生態系のはず。
となれば、かわいそうなのは小魚であり、その先のプランクトンは生き延びて、その先は・・・よくわかりません。
番組は嫌いじゃありませんよ?
最後にお伝えしておきたいのは、決してその番組が嫌いなわけでなく、どちらかというと好きだから観ているわけで、好きだからこそ「番組を作っている方々は大変だね~」と思っていることだけは、書いておきます。
でわ、股!!