46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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「凄い」の呪縛のハナシ

遥か昔、上岡龍太郎さんと笑福亭鶴瓶さんの二人がトークを繰り広げる『パペポTV』という番組がありまして、このようなシーンがありました。

(何か偉業を達成した話題に対し)

鶴瓶 いや、ホントに凄いよね。

上岡 何が凄いの?

鶴瓶 アレ見てわかりまへんの?、凄いですやん。

上岡 「凄い」だけではわからん。

鶴瓶 そんなもん、だいたいわかりますやん!

上岡 「凄い〇〇」ならわかるけど、「凄い」だけはおかしい。

鶴瓶 何をまた小難しいこと言いやがって!

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記憶が曖昧なので、細かい言葉のやり取りは間違っているかもしれませんが、大体こんな感じのやり取りがあったことは確かで、なぜかそれを覚えています。

まぁ、この番組をご存じの方であればわかると思いますが、だいたいこんな感じで上岡さんが難癖をつけて鶴瓶さんを困らせて、それを見たスタジオ観覧者や視聴者がニヤニヤするパターンが多かったので、そのひとつということですね。

で、このことが頭から離れない自分は、なんとなく、ただ「凄い!」と発言したり書いたりすることに抵抗というか「あっ!」と思う瞬間があり、出来るだけ「凄い〇〇」と言ったり書いたりするように、気をつけています。(つけているだけで漏れていることが多いですが・・・)

ただ、あくまでも、わざわざ話をややこしくするためのテクニックというか、関西風でいうところのイチャモンであり、これが正しい日本語の使い方かどうかもわかりませんし、さらにいうとあれから35年くらい経っているわけですから、もう気にする必要はなく、世間で普通に「わぁ~スゴイ!」なんて使われ方をしても、「何が凄いか言えや!」と目くじら立てることもないのですが、やっぱり、どうしても頭から離れない、まるで呪縛のようになっております。

 

しかし、これを見て意味を理解した瞬間、思わず「凄い!」と口に出して言ってしまいました。

見た瞬間「え?こんな大きな1円玉?」となり、次に頭が「あ!逆や!」と理解するまで混乱し、直感で思わず「凄い!」と口にしているということは、もう「凄い」の呪縛から解放されるべきなのでしょうね。

というわけで、上岡師匠、長い間お世話になりました。

 

でわ、股!!