とある日のことです。
その日はお酒を飲んで軽く酔っぱらって気持ちよくなって、気がつくとTVの前で寝ていました。
で、何時間経過したのか?今は何時なのか?、寝ぼけた状態で正確な判断は出来ませんが、とにかくちゃんと布団に入って寝ないと風邪をひくな・・・とだけは頭が働いて、固まった体を動かします。
その布団の方を見ると、隣の嫁さんの布団が盛り上がっているように見えたので、完全に「あぁ、先に寝たんだな」と思い、部屋の電気を消してから布団に入ろうとすると・・・
おや?風呂場から灯りが漏れている
寝ぼけた頭で必死に考えても、嫁さんが風呂場の電気をつけっぱなしで寝たとは思い浮かばず、そうなると、自分はここにいて、嫁さんは布団に入っている、ということは、風呂に入っているのは誰?としか答えが出ません。
そうなると一気に怖くなり、これはアレだ!いわゆる稲川淳二のアレだ!
オバケだぁぁぁ!
みたいなことって、ありません?
個人的には、オバケや幽霊や都市伝説の類の話は好きですが、結局は「思い込み」というか「脳内で作り出したモノ」であり、実体がない以上、いるかいないか?でいえば、いない、です。
しかし、こうやって勘違いやら寝ぼけた状態が整ったとき、頭の中には完全体として出来上がっており、そう思えば思うほど、ちょっとした風の流れや物音は、すべてオバケの仕業ということになります。
というわけで、オバケはいないけれど、いる!ということになります。
あ、今回のオバケの正体は「嫁さんの布団が盛り上がっているように見えただけ」であり、結局は嫁さんが普通に風呂に入っていただけで、オバケではありませんでした。
ただ、寝ぼけながらビビっている自分が風呂場に向かって嫁さんに呼び掛けた声は、逆に嫁さんを不安にさせたようで、次の日の朝「怖かったわ!」と怒られましたとさ。
でわ、股!!