懲りない人のハナシ

どうも、刑事コロンボです。

「いやぁ～、うちのカミさんなんですがね、とにかく旅行が好きなんですよ」

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もちろん嘘ですが、嫁さんが旅行好きなのは本当です。

実はちょうど20年前の今頃、嫁さんは通っていた英会話教室の仲間と一緒にアメリカ旅行の最中でした。

20年前のアメリカの9月12日といえばビルに飛行機が突っ込んだ9.11事件の翌日であり、嫁さん御一行は幸いロサンゼルスにいたので実害は無かったのですが、帰りの飛行機は飛ばないし、泊まるホテルの確保も自分たちでやらないといけないし、20年前ですからスマホもなくて日本への連絡も国際電話だし、とにかく不便の連続だったそうです。

それでも何とか問題を解決して帰国して、やっと我が家にたどり着いたときにはバタンキュ～！からの「もう旅行なんて行かねー！」だったのに、数週間後には新聞の折り込みチラシを見ながら「旅に出たいわね」なんて言うのです。

実はこれまでにも、まだ結婚する前に友達との旅行で飛行機に乗り、その飛行機が着陸するときに車輪が出なくなり、胴体着陸からの緊急脱出用すべり台でシュー！も経験しているのに、です。

正直、「〇〇につける薬はない」とか「○○は死んでも治らない」とか言いたいところですが、もちろんそんな言葉を口にした日にゃ～家庭内戦争が勃発して、確実に自分が白旗をあげることが決まっていますので、もちろん口にはしません。

本当に、懲りない人です。

ただ、もし、これが、懲りる人だったら？

一度の過ちで考えを改めて違う人生を歩む人間だったら？

もしそうなら、きっと46歳で会社勤めを辞めて好き勝手に生きる旦那なんてあっさり捨てて、もっと素晴らしい伴侶を求めて前進するのでは？なんて思うのです。

というわけで、本当に、懲りない人でよかったです。

あと、誕生日おめでとう。

でわ、股！！