いよいよオリンピックが始まって、昨夜は開会式が行われ、NHKで生中継が流れていました。
しかし、決して「オリンピックは中止せよ!」なんて思ってないのですが、単に大食いの方が好きなので、ほとんどの時間チャンネルはテレ東に合わせていました。
今回は女性の大食いナンバーワンを決める大会(最強大食い女王決定戦2021)で、総勢15名の大食いファイターが集まったのですが、いつもに比べると、番組としてのボリュームが少ない気がします。
いつもであれば地方予選から始まって、本選1回戦2回戦で徐々にメンバーが脱落していき、いよいよ最後の決勝戦で優勝が決まる!みたいな流れなのですが、今回は予選で決勝進出者3名が決まり、あとは決勝戦をやったらハイ終わり!とあっさり目な感じでした。が!それを補って余りあるだけの内容となりました。
予選Aグループ(ハンバーグ)
池田有加・ロシアン佐藤・アンジェラ佐藤・加納芹香・中澤莉佳子
ロシアン佐藤とアンジェラ佐藤のライバル対決となりますが、結局はアンジェラ佐藤が勝利して決勝進出。
予選Bグループ(親子丼)
ちなてい・三浦みゅら・菅原初代・小野あこ・大塚桃子
魔女菅原が驚異のスタートダッシュを見せ、はらぺこツインズ妹の小野あこが必死に追いつこうとしますが、結局は菅原初代が勝利。
予選Cグループ(寿司)
竹谷陽・高橋ちなり・おごせ綾・海老原まよい・小野かこ
はらぺこツインズあこの敵討ちと意気込む小野かこでしたが、海老原まよいが寿司100皿(45分)を達成して勝利!
決勝戦(長崎ちゃんぽん)
菅原初代・アンジェラ佐藤・海老原まよい
レジェンド(菅原初代) vs 現女王(アンジェラ佐藤) vs 新人(海老原まよい)という図式で始まった決勝戦は、いつもの通り菅原がスタートダッシュを決め、それに残りの二人が必死に食らいついていく展開。
いつもであれば後半で誰かの箸が止まるのですが、菅原はスタートダッシュで大きな差をつけることが出来なかったので食べ続け、アンジェラ佐藤は菅原の箸が止まらないから食べ続け、海老原まよいはとにかく必死で食べ続け、残り時間が10分を切っても、3人ともが食べ続け、その差は1杯以内という戦いとなりました。
そして60分の激闘は、逃げ切った魔女菅原が20杯食べきって優勝で幕を閉じました。
(最終結果)菅原初代 20杯・アンジェラ佐藤 19杯・海老原まよい 18杯
とにかく魔女菅原がかっこよかった!
実は今回、予選の時点でロシアン佐藤が番組引退を決めており、大食い自体(YouTubeでの活動)は今後も続けるのでしょうが、大会への出場はこれが最後となるそうです。
もちろん大食いは肉体にも精神にも大きな負担を強いられるので、モチベーションを維持し続けるのは大変なことで、しかもご本人が決めたことですから、そのこと自体は何の問題もございません。
そして、それと比べることも良くないことなのかもしれませんが・・・
そうなると57歳になってもモチベーションを維持し続ける菅原初代という人間の凄さよ!
さらに決勝戦、残り10秒で20杯を食べきって
優勝が決まった瞬間に水の入ったコップを無表情で掲げる女王のポーズ
勝利者インタビューで「最後まで接戦で、こういう戦いがずっとしたかった」
準優勝のアンジェラ佐藤をねぎらって握手とハイタッチ!
さらに、3位でしたが大健闘した海老原まよいに「今度は(男女)混合戦の決勝で」と言って握手とハイタッチ!(つまり「私はまだ引退しないよ」って言ってることに)
思わず解説のジャイアント白田の目にも光るものが!
とにかくかっこよかったです。
というわけで、何やらオリンピックの開会式に対してブーイングを唱える夫人もおられるようですが、それなら大食いを見ときゃよかったのにね?と言いたいですね。
あ、8月13日(金) 23:59までですが、無料で再視聴できるので、よかったらどうぞ。
でわ、股!!