長年スイミングスクールのコーチの仕事をしていて、今は自分の好きなちびっこクラスを担当していますが、会社勤めをしているときは、大人クラスも担当していました。
で、その大人クラスで行うデモンストレーションとして、『平泳ぎで25mを3回で泳ぐ』というのを、よくやっていました。
まず壁を蹴るだけで10mくらい進み、そこから平泳ぎ特有の『一かき一けり』でさらに5mほど進み、さらに2回平泳ぎをすれば壁にタッチで合計3回となります。
ただ、これはちょっとコツを掴めば、水泳経験者であればそんなに難しいことではないのですが、「3回」という数字と「たったの3回!!」という持っていき方で、凄いコーチ!という威厳を保つことができます。
水泳というスポーツを競技目線で見た場合、どうしても『タイムを縮めたい!』という方向に向かうのは仕方がないのですが、『同じ距離をいかに少ない回数で泳ぐか?』というのも実は有効的で、さらに心拍数を上げにくいから、身体への負担も少ないはずです。
ただ、地味なんですよね〜
あと、邪魔なんですよね〜
最初に書いたとおり、今は大人クラスは担当していないのですが、ちびっこクラスを担当しながら大人クラスも目の端で見ていると、たぶんコロナウイルスの影響でしょうが、以前に比べると混雑していないので、今が少ない回数で泳ぐ練習が出来るチャンスなんですけどね〜
ま、第三者なので、黙っておきます。
でわ、股!!