この話、あまりにもグダグダになりそうなので、これで完結とします。
さて、長年やって来たスイミングスクールのコーチの仕事、今は週に2回だけしているのですが、長年やって来たせいか、いろんなことに目が行ってしまって、働かせてもらっている現場にモヤモヤして、「働いた分だけお金を貰うことで良しとする!」と決め込んで無言を貫き通すか?、「このままでは良くないですよ!」と波風立つ(もしくは無視される)ことを覚悟して進言するか?、どうしたものか?と悩んでいました。
ここまで2択のどちらにしようか?と悩んでいましたが、そこに第3の案として、以前声をかけてくれた方の現場に仕事があれば、そっちの方がモヤモヤしなくても済むかも?ということになり、「膳は急げ」もしくは「思い立ったが吉日」ということで、早速行動してみました。
といっても別の現場のレッスン風景を、つまりスイミングスクールのレッスンを見学しに行くだけなので、特にその方にアポをとることもせず、スイミングスクールを探している保護者を装って電話をかけ、そのまま本名で見学の予約を取って現場に赴き、見学席にしれ~っと座っているだけです。
で、たまたま、目当ての方がレッスンを担当されていて、見学席に座った瞬間に目が合って、向こうは驚きの表情に、こちらはニヤニヤしながら、普通にレッスンを見学していました。
で、レッスンが終わって挨拶をして事情を説明しながら、単刀直入に聞いてみました。
「仕事はありますか?」
しかし、残念ながら答えはNOで、「いつかお願いしたい」とは言われましたが、自分の入る余地はありませんでした。
ただ、レッスンを見学している時点で、お客さんとスタッフの人数のアンバランスさに「こりゃ無理だろうな~」とは思っていたので、当然といえば当然の結果です。
というわけで、第3の選択肢は消えてしまいましたが、行動したことで気持ち的にスッキリしたというか、逆にファイトが沸いてきました。
これは直接ご本人にも伝えましたが、レッスンを見学している間、「あ~!こうしたらいいのに」とか「なんでそうするの?」と悶々として、出来ることならこのまま水着に着替えてプールに入ってオレがやってやろうか?くらいに思っていました。
自分がこの仕事を好きな理由は、単純に子どもが成長する姿を見ることと、その成長する姿で保護者を驚かせたいからです。
スイミングスクールのコーチが子どもと接するのは週に1時間で、それ以外の時間を保護者と過ごしているとしたら、週に167時間となります。(24時間×7日-1時間)
つまり、長い時間一緒にいる保護者の想像する「これくらいしか出来ないだろう」を、たった1時間しか接していないコーチが越えてしまうことで、「え!?そこまで出来るの?」と保護者が驚くのが好きなのです。
もちろん、毎回そんなことは出来ませんし、失敗することも多々ありますが、それでも、その瞬間を味わえるのが楽しくて、そのために頑張っているようなものです。
で、今回の場合も、そのチャンスが目の前に転がっているのに、それを見逃しているのが見学しながらだとより鮮明にわかるので、悶々としてしまうのです。
え?結局何も変わっていない?
確かに書いている自分もそう思っているのですが、他に目を向けるのは止めて、目の前にある仕事、つまり担当する子どもを喜ばせて保護者を驚かせることに集中すること、そしてそのチャンス(仕事)が与えられている現状に感謝して、グダグダ言うのはやめようと決めました。
しかし、このまま黙っているのもアレなので、進言だけはしておきます。
もちろん言葉を選んで失礼のないように、紳士として。
でも、相手の出方次第では・・・
ふっふっふっふ、楽しみだなぁ~
でわ、股!!