生まれて50年ほどが経過しましたが、かなりの時間をゲームに費やしております。
といっても、プロゲーマーでもなく、ゲーム製作者でもなく、ゲーム雑誌編集者でもなく、ゲームコレクターでもなく、ただのゲームが好きなだけのおっさんです。
で、その50年のゲーム人生の間で、一番時間を費やしたゲームがコチラです。
ウルティマオンライン(以下、UO)とは、ネットワークRPGの始祖の一つといわれるゲームであり、簡単にいうと現在話題となっている「あつまれ どうぶつの森」の元祖みたいなゲームで、はるか20年前にリチャード・ギャリオットという創造主(ゲームクリエイター)が創った世界で、モンスターと戦ったりプレイヤーと戦ったり、木を伐ったり鉱石を掘ったり釣りをしたり、武具や家具を作って家を建てたりして、生活そのものを楽しんでいました。
で、自分のゲーム史における最長プレイ期間は2000年からの10年間で、途中でお休みもしながらでしたが、ずっと遊んでいました。
ちなみに、ゲームに1ミリも興味を持たない嫁さんに「UOをやめる」と宣言したらめちゃくちゃ驚いていたことが、その時間の長さを示すエピソードのひとつです。
(ちなみに、UOは現在も稼動しています)
さて、その後いろんなゲームをやってきましたが、その記録を破るゲームとは出会っていません。
一応候補としてはモンスターハンターシリーズが挙げられますが、それでも10年の壁は高く、「最新作を遊ぶにはPS4が必要」という金銭的ハードルの高さもありますが、それ以上に、UOほどの情熱を持ち続けるには至っておりません。
しかし、ここにその記録を破るのでは?というゲームが現れました。
このブログでも何度も触れている「ファイヤープロレスリングワールド」(以下、ファイプロW)です。
(筆者は上記Steam版をプレイしています)
さすがに、このファイプロシリーズ最初の作品(ファイヤープロレスリング)を遊んでいたからといって、それが発売された1986年をスタート地点にするのはズルいので、最新作であるファイプロWの発売をスタート地点として、この記事を書いている時点で3年弱となります。(ちなみに9,500時間を越えています)
それだとまだモンハンシリーズに次ぐ記録なのですが、なにせこのファイプロWに最近実装された「技クラフトモード」により、その記録が伸び続けることと、10年という最長記録更新が、ほぼ約束されているのです。
というのは、そもそもファイプロというゲームにはレスラーを作るシステム(エディット)があり、リアルプロレス界にニューヒーロー(もしくはヒロイン)が登場したら、それに合わせて新しく作ることで世界観も更新出来るので、すでにその時点で「一生遊べるゲーム」の要素が備わっています。
しかし!さらにそこに「技クラフトモード」が加わったことで、新しいレスラーが使う技もユーザー自ら作ることが出来るので、いくらでも新しいレスラーと新しい技を作り出して・・・もう一生どころか輪廻転生しても再び遊べるのですよ!
(画像は技クラフトモードのプレイ画面)
この凄さ、たぶん伝わっていないので、ゲーム好きでゲーム番組もやっているアノ方の言葉をお借ります。
— 有吉弘行 (@ariyoshihiroiki) June 18, 2020
シンプル イズ ベスト!「すげー。」のひと言で、その凄さが伝わりますでしょう。
そして、「こんな技が作れるんだぜ!」という意味で、こちらの動画を紹介しておきます。
#ファイプロ で #技クラフト を駆使して #ウォーズマン の #1200万パワースクリュードライバー を再現しました!
— おぢぇふ (@ToyonakaOJF) June 25, 2020
「いつもの2倍のジャンプ」表現のためにカメラワークを工夫しています。https://t.co/pe2p5dprtI
#キン肉マンアニメ化 #MoveCraft #キン肉マン #ファイプロワールド #FireProWorld pic.twitter.com/k7N2rWmhBl
これ、そもそもキン肉マンのゲームじゃないので、公式では作ってくれないのです。(近い技はありますが・・・)
というわけで、自分もこのブームに乗っかって新しい技を作っているのですが、なにせ最初に書いたように「ただのおっさん」ですから、絵心もデザインのセンスもございませんので、大した技は作れていません。
しかし、それは逆にいうと長く遊べることの証であり、今は難しいことでもコツコツ続けて理解できるようになれば、自分も上記のような凄い技を作りだす日が来るかもしれません。
もちろん、システムとして誰かが作った技をダウンロードすることは可能なのですが、それを加工することが出来ないシステムになっているので、最終的には自分で作ることになります。(と自分は思っているだけで、それは自由です)
さて、話があっちゃこっちゃ行ったかもしれませんが、このように一生遊べるゲームを手にしたことで、自分のゲーム史における最長記録は更新されることが、ほぼ約束されました。
が、実は問題はここからで、UOの10年間という記録を破るには、あと7年ファイプロWをプレイし続けることが必要で、そうなると当然あと7年は健康でないといけません。
つまり、記録更新には「健康」じゃないとダメですから、とりあえずずっと座りっぱなしの生活を見直さないと・・・ということになり、「ファイプロWで遊ぶために、ファイプロWで遊ばない」という禅問答のようなことになりますが、それが人生なのでしょう。(?)
というわけで、技を作る前に、身体を作ろっと!
でわ、股!!