前回の続きです。
(前回をお読みでない方は、コチラを読むことをオススメします)
久々に自分でお金を払ってプロレス観戦をして、節約生活をしないといけないのに散財してしまった話を書き始めたのですが、「いかに散財するに至ったか?」を書くためにインディープロレスの魅力を書くだけで力尽きてしまったので、今回は本題である散財について書いて参ります。
ここまでに使ったお金
前編でインディープロレスの魅力がどれほど伝わったかはわかりませんが、自分としては大満足です。
で、その大満足イベントに使ったお金がこんな感じです。
- チケット代・・・4,500円(自由席当日券)
- やきそば・・・400円
- フランクフルト・・・200円
- 小計・・・5100円
本来であれば、試合会場に来なければ買えないグッズ(団体ロゴの入ったTシャツやキャップなど)も購入したかったのですが、これは我慢しました。
というのはこの試合の後に、レスラーも参加してファンと一緒に飲み食いできるアフターパーティーが開催されることがアナウンスされており、その申し込みに空きがあって当日でも受け付けていることを聞き、そっちにお金を使うことを考えると我慢するしかない・・・という心境でございました。
全試合終了後のアフターパーティーに参加
さて、当初参加するかどうか悩んでいたアフターパーティーに、結局参加することにしました。
決め手となったのは、イベントに参加するレスラーの中に魔苦・怒鳴門選手の名前があったことであり、かつてDDTプロレスの動画(YouTube)でその姿を見て物凄い衝撃を受け、それをファイプロ(プロレスゲーム)で再現した過去を持つ自分としては、そのことをご本人がご存知なのか?直接聞くチャンスです。
というわけで、アフターパーティーの参加費を会場で支払いました。
- アフターパーティー参加費・・・4,500円
- これまでの小計・・・9,600円
アフターパーティーでレスラーとパチリ
会場は京橋にあるお好み焼き屋「風の街」であり、『庭』とまではいえませんが、何度も通ったことある飲み屋街なので、気軽に行ける場所です。
お店に入って店員さんに説明しようとしたら、そこに同じ空気を漂わせる女性と目が合い、お互い「アフターパーティーですよね?」という感じで意気投合(?)して、相手の女性から「同席してもいいですか?」と聞かれたので、一緒に座ることになりました。
で、いよいよアフターパーティーが始まり、次々とレスラーの方々が席に来てくれました。
レイ・パロマ選手とパチリ
自分のプロレス知識としては、「名前は知っているけれど、どんなプロレスをするか知らない存在」でしたが、今回の試合を観させてもらったことにより、「ちょっと気になる存在」になりました。(ゴメンナサイ・・・)
ちなみに、今回ファイプロPS4版発売イベントで松本ともぞう監督(プロデューサー)との対戦で勝利して手に入れた非売品Tシャツを「正装」として着て行ったのですが、レイ・パロマ選手に食いついてもらえたので、必ずいつかエディットさせていただきます。
黒潮イケメン二郎選手とパチリ
あくまでも個人的な意見ですが、自分が好きなプロレスラーは「ゴツゴツしたタイプ」であり、「チャライ」とか「イケメン」とか「シュっとしてる」系のレスラーは、あまり好きではありません。
なので、この黒潮イケメン二郎選手も、どちらかというとソッチの匂いがするので、あまり興味を持てなかったのですが、今回試合を観ることで、その見方が変わりました。
これも意見は分かれるかもしれませんが、プロレスラーの入場というのは非常に大きな要素を占めており、プロレスラーの価値の半分以上は入場で決まるといってもいいかもしれません。
で、この黒潮イケメン二郎選手の入場については、前編でも書きましたが大変秀逸で、今回一気に心を奪われましたので、もちろんファイプロでもエディットリストに入れさせて頂きます。
あと、これはナイショですが・・・
アフターパーティーで同席した女性3名に聞くと、なんと全員が黒潮イケメン二郎に対しては「ちょっと・・・」という同意見でしたが、それでも楽しく過ごすことが出来ましたので、全員大人でした!
魔苦・怒鳴門選手とパチリ
さて、今回アフターパーティーに参加する一番の要因が、この方です。
かつてDDTプロレスの動画(YouTube)でその姿を見て物凄い衝撃を受け、それをファイプロ(プロレスゲーム)で再現した過去を持つ自分として、そのことを確認するために、その話を口にしようとしたのですが、その前に・・・
「あ、ファイプロの方ですよね?」的なことを言ってもらえて、悶絶
しかも、お互いYouTubeチャンネルを持っているいうことから、魔苦・怒鳴門選手の方から、「いつかコラボ企画とか出来たらいいですね」と言ってもらえて、さらに悶絶しました。
他にも「今後はフリーとして活動すること」や「現状、本家マクドナルドからは怒られていない」などのお話を聞かせてもらい、楽しい時間はあっという間に過ぎました。
しかし、この画像の後にたたずむ、ベースボールキャップに眼鏡の外国人こそが、デスマッチ界の伝説であり、ここで会っておかないといけない人なのです。
ネクロ・ブッチャー選手とパチリ
このアフターパティーで同席した女性3名のプロレスファン歴を聞くと、17年、10年、ここ数年といった感じで、それぞれの推しレスラーは、魔苦・怒鳴門(×2)とレイ・パロマということでした。
だからというわけではありませんが、彼女たちは、ネクロ・ブッチャーの偉大さや彼がどれだけ凄いレスラーだったかを知りません。
ただ、試合会場にネクロ・ブッチャーが登場した瞬間、自分と同じように彼の偉大さを知るファンのテンションが沸騰したことで間接的には伝わっていたようですが、それでも足りない気もします。
なので、そこに現れたネクロ・ブッチャーが現れて、しかも誰も英語が喋れないアンド通訳もいない状態に、テンションは上がりづらくなりましたが、そこはファンとして「恥をかかせてはいけない!」という感情が沸き起こり、必死に拙い英語で語り続けました。
「アナタの偉大さを彼女たちは知らないので、さっきまで説明していました」
「プロレス復帰は今回だけですか?」
「もうプロレスには復帰しないのですか?」
「アメリカに帰ったら、MLBの球団職員の仕事に戻るのですか?」
「日本のビールは美味しいですか?」
「いつまで日本にいるのですか?」
前編でも書きましたが、かつてデスマッチジーザスとまで呼ばれた彼ですが、すでに引退して3年が経過しており、その間トレーニングもしておらず(たぶん)、まともなバンプ(受け身)も取れない状態となっていました。
なので、かつての栄光を知らない同席してくださった女性ファンからすれば、「この人は、何をこんなに興奮して必死になって、拙い英語で喋り続けているのだろう?」と思われたかもしれませんが、それで彼の偉大さが伝わるのであれば本望です。
あと、今回の記事を書くために調べていたら、ネクロ・ブッチャーの方が5歳も年下ということがわかって大変驚きましたが、それだけ寿命を縮めるようなプロレスを見せてくれたいたのでは?と思うと、またうるっときてしまいました。
シャドウWX選手とパチリ
最後となりました、今回復帰戦を無事に終え、MLW(メジャー・リーガーズ・レスリング)を立ち上げ、たったひとりで活動することを決めた、シャドウWX選手です。
自分の中でのシャドウWX選手といえば、やはり後楽園ホールでの「Tシャツに油を沁みこませ過ぎてヤバかった事件」であり、プロレス史に残るシーンでしょう。
過激なシーンとなりますので、ご視聴にはご注意ください
もちろん過去の話であり、わざわざほじくり返す必要はないのですが、前述したネクロ・ブッチャー同様、シャドウWX選手の凄さを説明するには必要だと思いましたので、触れさせていただきました。
残念ながらネクロ・ブッチャー同様、一度プロレスから離れたことで、かつての動きや過激さは影を潜めてしまい、ファンが期待するプロレスには程遠かったかもしれませんが、それでも、これだけのレスラーが集まったのは、ファイトマネーだけではなく、シャドウWXというレスラーに対してのリスペクトがあるからこそだと思うのです。
全試合が終わり、代表としてマイクを持ったシャドウWX選手は、今後のプランとして「蛍光灯には頼らない!新時代はLEDだ!」という方向性や、来年も同じ会場(の隣の屋外)で試合を行うことなどを宣言してくれました。
その考え方に、どのようなレスラーが共感し、対戦の名乗りを上げてくるのか?
そして、かつて共闘していた大日本プロレスは絡んでくるのか?無視するのか?
いくらかつてデスマッチファイターとして名を馳せたシャドウWX選手でも、たったひとりではプロレスが出来ませんので、対戦相手が必要ですので、そこに誰がどう絡んでくるのか?を楽しみにしつつ、今後も動向を見守りたいと思います。
ちなみに、自分とシャドウWXは同じ歳(1969年生まれ)なので、よけいにね。
後編に続きます
というわけで、今回も「散財」から脱線してしまいましたが、このアフターパーティーに参加する前に、景気づけに立ち飲み屋で一杯引っ掛けたので、それも加算しておきます。
- 立ち飲み屋で一杯・・・700円
- これまでの小計・・・10,300円
そして、今回で全部書ききるつもりで書き始めましたが、ついついレスラー達とのツーショットや感想に時間を費やしてしまい、このあとに起こった珍道中について書けていませんので、今回を「中編」とさせていただき、次回「後編」で終わりとしますので、もう少しお付き合いいただければ幸いです。
でわ、股!!