「ルールに縛られたくない」と思っています。
しかし、ルールが無いことでどうしていいかわからずオロオロしたり、ルールの裏をかいてニヤニヤしたり出来ないので、「ルールなんてぶっ壊せ!」とは思いません。
長年スイミングスクールの仕事をしていると、指導している子どもがケガをすることがあります。
例えばプールサイドを走っていて、滑って転んで大出血からの病院行きなど、あっていけないことですが、無いとはいえません。
で、そうならないように、「走らない&走らせない」というルールが生まれます。
そして、このルールが生まれた理由を知っている、もしくは、ルールが生まれる裏側にそういう話があることが想像できる人は、ルールを守りたがります。
ルールを守りたがる人は、子どもが走ってから「ダメよー」なんて生ぬるいことはしません。
子どもの前に立って、走りたくても走れない状態と雰囲気を作り出し、ルールを守り、守らせます。
だって、ケガしたらみんなが困りますからね。
あ、病院だけは喜ぶ…いやいや…。
同じルールでも、それを作りたがる人がいます。
ルールを作ることが仕事と思っているのか、ルールを決めたら大丈夫だと思っているのか、自分にはわかりませんが、ルールを作りたがります。
ルールを作りたがる人がルールを守りたがる人であれば何の問題もないのですが、それが違う場合があって、困ります。
表現方法はよろしくないですが、ある意味子どもをコントロールする仕事なので、できるだけシンプルなルールの方が伝えやすく、また伝わりやすいです。
例えば「プールに(足からでも)飛び込まない」というルールを決めたなならば、どんなときも飛び込まない、「コーチが許可した場合だけOK!」とかにしない、そしてコーチも飛び込まない、そうしないと子どもは納得しないことを、自分はよぉ〜く知っています。
だって、自分自身が子どもですからね。
ボク、みっつ!
というわけで、「ルールを決めることよりも、ルールを守ることの方が大事だということを、ちゃんと理解させるルール」を、誰か決めてくれませんかね〜。
でわ、股!!