連日報道される「あおり運転問題」について、「この解決方法がわかればノーベル平和賞がもらえたりして・・・」とか思いながら、見ております。
で、昨日は「毒を持って毒を制する」というアイデアを記事にしたのですが、書き終えてすぐ、「でも最近は暴対法(暴力団対策法)の影響でホンモノの方たちが減少しているそうなので、制してもらう毒がないとなぁ~」となり、結局はちゃんとした解決策は思い浮かんでおりません。
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あおり足とは?
ところで、この「あおり運転」とは基本関係ないのですが、スイミングスクールで子どもに水泳を教えるコーチなら、きっと理解できるであろう「あおり足」という言葉があります。
この「あおり足」というのは平泳ぎのキックの誤った動きの事で、本来は足の裏で水を蹴るのを、足首を上手くコントロールできなくて足の甲の部分で水を蹴ってしまうことを意味し、平泳ぎのキックとしては不完成となります。
ただ、この「あおり足」でも水を蹴って進むことができるので、出来たと勘違いする子どもが大変多く、コーチである自分たちは、様々な手法を用いて正しい方法である「足の裏で水を蹴る」を教えるのですが、これがなかなか難しいのです。
「どっちも難しい」つながり
「あおり運転」と聞いて「あおり足」を思い浮かべるのはスイミングスクールのコーチだけであり、世間一般では理解されない繋がりですが、もうひとつ共通点がありまして、道路上での「あおり運転」を失くすのも難しいですが、スイミングスクールで「あおり足」を失くすのも難しく、「どっちも難しい」つながりと言えるでしょう。(強引に)
かくゆう私も30年近く子どもに水泳を教えていますが、この「あおり足」だけには【特効薬】がなく、「とりあえずお薬を出しておきますね」という感じです。
もちろん、それでも何割かの確率で矯正に成功し、無事に平泳ぎのテストで合格させることができるのですが、その後バタフライやターンの習得に忙しくなり、気がつけば「あおり足」に逆戻りしていたりして、やっぱり「あおり運転」同様、やっかいなモノなのです。
というわけで、残念ながら「あおり運転」の解決方法はチンプンカンプンですが、「あおり足」であれば、まだ何とかすることが出来ます。
もちろん、「あおり足」を矯正する成功率が上がったとしても、「あおり運転」が減るとは思えませんが、『風が吹けば桶屋が儲かる』という言葉があるくらいですから、何がどこでどう繋がるかはわかりません。
- あおり足で不合格になる子どもがいて
- それで保護者がイライラして
- ハンドルを握ったときに高圧的になり
- つい前を走る車をあおってしまう
なぁ~んて、妄想が過ぎますかね?
でわ、股!!
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