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もし国民栄誉賞がもらえることになっても辞退する3つの理由のハナシ

少し前のニュースですが、現役引退を表明されたイチローさんが国民栄誉賞が辞退する、というニュースがありました。

先月末に現役引退を表明した米大リーグ・マリナーズのイチローさん(45)が、政府が授与する方向で検討していた国民栄誉賞を辞退すると伝えていたことが4日、政府関係者への取材で分かった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190405-00000003-mai-base

これが3度目の辞退ということで、政府からすれば「3度目の正直」を狙ったのかもしれませんが、イチローさんにとっては「2度あることは3度ある」だったわけですね。

で、もし、自分が国民栄誉賞をもらえるようなことがあるならば、辞退します。

いや、わかっています。自分みたいな人間がそんな名誉ある賞をもらうことは100%ないのですが、「世の中に絶対はない!」という言葉もありますので、まぁ、妄想半分の戯言として読んでいただければと思います。

 

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国民栄誉賞をもらった人

ウィキで調べてみると、これまでに国民栄誉賞を受賞されている方が載っています。

  1. 王貞治(プロ野球選手)
  2. 古賀政男(作曲家)没後受賞
  3. 長谷川一夫(俳優)没後受賞
  4. 植村直己(冒険家)没後受賞
  5. 山下泰裕(柔道選手)
  6. 衣笠祥雄(プロ野球選手)
  7. 美空ひばり(歌手)没後受賞
  8. 千代の富士貢(大相撲力士)
  9. 藤山一郎(歌手)
  10. 長谷川町子(漫画家)没後受賞
  11. 服部良一(作曲家)没後受賞
  12. 渥美清(俳優)没後受賞
  13. 吉田正(作曲家)没後受賞
  14. 黒澤明(映画監督)没後受賞
  15. 高橋尚子(陸上競技選手)
  16. 遠藤実(作曲家)没後受賞
  17. 森光子(女優)
  18. 森繁久彌(俳優)没後受賞
  19. 2011 FIFA女子ワールドカップ日本女子代表(女子サッカーチーム)
  20. 吉田沙保里(レスリング選手)
  21. 大鵬幸喜(大相撲力士)没後受賞
  22. 長嶋茂雄(プロ野球選手)
  23. 松井秀喜(プロ野球選手)
  24. 伊調馨(レスリング選手)
  25. 羽生善治(将棋棋士)
  26. 井山裕太(囲碁棋士)
  27. 羽生結弦(フィギュアスケート選手 )

*氏名については、わかりやすくするために芸名等で表記しています。

国民栄誉賞第一号の王貞治さんが受賞したのが1977年で、それから現在まで26名+1団体の方が受賞されています。

 

辞退する理由①「没後受賞」

前述した、これまでの受賞者26名+1団体の中で、没後受賞が12名となっています。

これは自分が子どものころから思っていることで、確かに凄い賞なんでしょうけれど、生きているうちじゃないともらえない賞で、逆に言うと、死なないともらえない賞みたいな感覚を持っていました。

さすがにそれは他の人も思っているみたいで、最近は生きているうちにもらえるようになったみたいですが、それでも、そういう印象がまだ残っているから、辞退します。

 

辞退する理由②「その前に何を成し遂げている」

確かに、自分が国民栄誉賞をもらえることになったら、嫁さんも両親も親族も、すべて喜んでくれるでしょう。特に自分の両親には最高の親孝行であり、「辞退する」なんて言ったら怒られるような気もします。

しかし、国民栄誉賞をもらえるということは、何かを成し遂げたから、のはずです。

それが何なのかは想像もできませんが、何らかのことで国民の方々を喜ばせることができれば、それが受賞理由となるのでしょう。

ということは、その時点で親孝行もできていると(勝手に)判断して、辞退します。

 

辞退する理由③「辞退するほうが少数派」

前述したウィキには、これまでに辞退された方も書かれています。

  • 福本豊(プロ野球選手)1983年に打診されるも辞退
  • 古関裕而(作曲家)1989年に打診されるも辞退
  • イチロー(プロ野球選手)2001、2004、2019年に打診されるも辞退

あくまでも発表されている情報だけですので、これ以外に辞退されている方がもっといるのかもしれませんが、ハッキリしているのはこの3名です。

ということは、当たり前ですが辞退するほうが少数派なわけで、こっちの方がカッコイイ!と思うのです。

ちなみに、それぞれの辞退理由がこんな感じです。

福本豊

「そんなんもろたら立ちションもでけへんようになる」(本人談)

古関裕而

 「元気に活動している時ならともかく亡くなったあとに授与することに意味があるのか」(遺族談)

イチロー

2001年「まだ若いので、できれば辞退したい。いただけるものなら、野球人生が終わったときにいただけるよう頑張りたい」(本人談)

2004年「野球を続けている間は受け取らない」(本人談)

2019年「人生の幕を下ろしたときにいただけるよう励みます」(本人談)

 

やっぱりこの中で福本豊さんの辞退理由が素晴らしく、本当は「王さんのような野球人になれる自信がなかった。記録だけでなく広く国民に愛される人物でないといけないと解釈した」という理由があったのですが、それでも本当に辞退しているわけですから、やっぱりカッコイイ!のです。

 

最後に

最初にも書きましたが、こんな自分がもらえるような賞ではないので、もらったときの辞退理由を考える暇があるなら、何か世間の役に立つことを考えた方が、世のためになるのでしょう。

しかし、「もし、もらえるとしたら?」と考えるだけで楽しくて、それで幸せに人生を過ごせるなら良しとすることにしましょう。 

 

でわ、股!!

 

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