46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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子どもにヨダレを垂らさせたいハナシ

変態ではありません。

児童虐待でもありません。

ごく普通のスイミングスクールで働くコーチの話です。

 

さて、当たり前ですが、スイミングスクールで働くコーチは、子どもに水泳を教えます。

中には選手クラスでオリンピックを狙う凄いコーチもいますが、自分のような普通のコーチは、普通に子どもを教えています。

その子どもを教えるとき、子どもを笑わせることも、コーチの仕事のひとつです。

ギャラリー(見学室)で見守る保護者の印象を良くすることや、子どものやる気スイッチを入れることが目的でもありますが、単純に、教えているコーチの承認欲求を満たすためにやっている場合もあります。

 

で、相手は子どもですから、変な話ウ○コチ○コ言ってるだけでも笑ってくれるのですが、それを家に帰って保護者に話されると印象が悪くなる可能性が高いので、ネタ選びには慎重になります。

そうやって長年コーチとして子どもに接していると、生き残るネタとボツになるネタに分けられていき、いま手元にあるネタは、なかなかの鉄板ネタとなっております。

もちろん全員を確実に笑わせられるわけではありませんが、少なくとも、笑うかどうかで子どものタイプや精神状況を図ることができます。

なので、別に笑わなくてもいいのですが、やっぱり、やるからには笑わせたいと思います。

 

それでもたまに、いろんな要素がバッチリ合って、子どもがめちゃくちゃ笑ってくれるときがあります。

複数の子どもが満面の笑みで大きな声で笑っている姿は、ギャラリーで見ている保護者を和ませてくれますが、やっているコーチはそれでも満足しません。

「子どもが笑う」のMAXは、「ヨダレを垂らす」なのです。

可笑しくて可笑しくて笑いが止まらなくて開いた口がふさがらなくて、きっと脳内には何かわからない汁がドバーッと分泌されて、もう自身ではコントロールできないくらい、笑わせたいのです。

 

もちろん、スイミングスクールにおける笑いは要素のひとつであり、そればかりではダメなことは重々承知しています。

ただ、いくらコーチが優秀でも、子どもがやる気になったときのパワーには勝てないことを知っていますので、笑いを外すことは出来ません。

というわけで、やっぱりやるなら笑わせたい。

そして、どうせ笑わせるなら、ヨダレを垂らさせたい。

と、思うのです。

 

最後に。

ここに書いた内容は、あくまでも個人の話であり、日本全国のコーチの総意ではございません。

なので中には笑いを一切排除したスイミングスクールがあるかもしれませんが、まぁ、それはそれということで…

 

でわ、股!!