46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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子どもも大人も「いいね!」が好きだけと…のハナシ

スイミングスクールでコーチとして子どもに水泳を教えています。

まだ駆け出しだった頃、先輩コーチから口酸っぱく言われたのは、「十人十色」という言葉です。

多いときには10人以上の子どもを、ひとりで担当しないといけないのがコーチの仕事で、その子どもは一人一人違うのだから、10人いたら10通りの、子どもに合わせたやり方が出来ないといけない。という考え方です。

自分がそのレベルに達しているかはわかりませんが、同じ教え方でも出来ない子どもがいることで、先輩コーチの言われたことが間違いではなかったと感じています。

そんな考え方を持っているので、それなりに手を替え品を替えやっているのですが、たまにバチー!とハマる「手」があります。

泳ぎ終えた子どもに親指を立てて、「いいね!」と合図を送る。それだけです。

物凄くシンプルなのですが、これが恐ろしいほど効果を発揮するときがあり、ハマると放っておいてもメキメキ上達します。

で、そんなやり方誰でも思いつくし、それならバンバンやれば?と思われるかもしれませんが、そうはイカのキンタマ、エビのドタマな理由があるのです。

ひとつは「いいね!」をやり過ぎると当たり前になってしまい、「いいね!」の価値(もしくは効果)が下がること。

もうひとつは、コーチには「褒めるなら合格させよ」という鉄則がありまして、これは、保護者からの「レッスン中は褒めてくれたのに、なぜ不合格なの!」というクレーム(ご意見)を防ぐためです。

確かに「いいね!」をすれば子どもは喜んで、実力以上の能力を発揮しますが、そこには保護者がいて、それに絡むややこしいことを避けたいのと、あまり連発してもそれが当たり前になるので、ほどほどに…ということですね。

 

さて、そんなことをのたまっている私は、いよいよ今年、生まれて半世紀を迎えるおっさんです。

こうやってブログを書いたりYouTubeで動画を公開したり、たまにツイッターでつぶやいたりして、「いいね!」をもらっています。

そりゃあ〜やっている以上、どうせならたくさん「いいね!」が欲しいですが、それが当たり前になったら嬉しく感じなくなりそうですし、たくさん「いいね!」されたら、変なプレッシャーを感じるかもしれません。

なので、「ほどほどに…」くらいがちょうどいいのでしょうね。

 

でわ、股!!