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マサ斎藤さん追悼のハナシ

昭和を代表する名プロレスラー、マサ斎藤さんがお亡くなりになられました。

「獄門鬼」「監獄レスラー」などの異名を取ったプロレスラーのマサ斎藤(本名・斎藤昌紀=さいとう・まさのり)さんが14日午前1時5分に死去した。75歳。東京都出身。所属していた健介オフィスが16日に発表した。2000年にパーキンソン病を発症し、闘病中だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180716-00000161-spnannex-fight

少し前にビックバン・ベイダーの追悼記事を書いたばかりで、そのときにも書きましたが、マサ斎藤さん(以下、敬称略)の場合も闘病中ということもあって、ある程度の覚悟は出来ていたのですが、やっぱりショックというか寂しい気持ちになりますね。

 

巌流島

マサ斎藤を語る上で外せないのが、アントニオ猪木と死闘を繰り広げた「巌流島の戦い」でしょう。

当時、新日本プロレスが下降線を辿り、自身が代表を勤める会社(アントンハイセル)が潰れ、しかもプライベートでは奥さん(倍賞美津子)との離婚の危機など、とにかくやばい状況だったアントニ猪木が、一発大逆転するために思いついたのが、「巌流島の戦い」です。

その対戦相手に手を上げたのがマサ斎藤で、それまでにアントニオ猪木と何度も試合をしてきたけれど、どれも不満が残る試合でそれなら完全決着を!という流れがありました。

もちろんその当時はそんな裏の事情というか、大人の事情を知るわけもなく、純粋なプロレスファンとしてわくわくしながら観ていました。

しかし30年近く経っても語り継がれる試合(イベント)であるということは、アントニオ猪木の発想というか企画力は素晴らしいものだったし、その相手を務めたマサ斎藤も凄かったということなのでしょう。

(ちなみに、同じ巌流島でタイガー・ジェット・シンと馳 浩も戦っていますが、この記事を書くために調べるまで忘れていました・・・)

 

残念ながら、この「巌流島の戦い」の映像についてはビデオ化はされているはずですが、無料で観れる動画などは見つかりませんでした。

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出典 https://plaza.rakuten.co.jp/765evening/diary/201110040000/

 

ただ、当時新日本プロレスの若手として同行した、船木誠勝が語った動画(YouTube)があります。

そのタイトルが「巌流島『猪木vsマサ斎藤』は正直早く帰りたかったです」となっている通り、かなり正直に語られていて面白いので、お時間のある方はご覧になってみてください。

youtu.be

 

あと、僭越ながらYouTubeでファイプロ動画を配信しておりますので、そこで追悼企画として「マサ斎藤 vs アントニオ猪木」を再現してみました。

youtu.be

さすがに巌流島の設定はありませんので、道場でノーピープル(観客なし)、反則なし、場外カウントなし、決着はギブアップかKOのみという特別ルールです。

本当はレフェリーなしも再現したかったのですが、それも設定上無理なので、せめてもと思い、山本小鉄に勤めてもらいました。

 

ヒーローだけど完璧ではない

これは配信しているファイプロ動画にコメントを頂いて、それに共感した話なのですが、マサ斎藤に限らず、プロレスラーとはヒーローであって、しかし完璧な存在ではないのが、人間臭くて良いと思うのです。

最近のプロレスラーに文句をいうわけではないのですが、マサ斎藤を代表とする、昔のプロレスラー体型をしていた人たちは、決して合理的ではないかもしれないけれど、徹底的に体を鍛えていて、そのゴツゴツとした塊のような肉体、なのに動けるというのが魅力だったと思います。

しかし、理由はどうあれ、アメリカで仲間のレスラーを逮捕しに来た警察官20人をぶっ飛ばして自身も捕まっちゃって、仕方がないからそこで体を鍛えて『監獄固め』という技まで開発してみたり、解説席に座ってマイクを持てば、ついマスクマンを本名で呼んで正体をバラしてみたり、G1クライマックスのことをGI(ジーアイ)と本気で発言したり、めちゃくちゃなことをやっているのですが、それが良いのです。

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出典 https://nikkan-spa.jp/1439156/humidokuhon156

 

go for broke?break?

マサ斎藤の代名詞ともいえるのが、「go for broke」という言葉でした。

これまでに何度も苦難を乗り越えてきたマサ斎藤が好んで使っていた言葉で、新日本プロレスの実況中にもたびたび仰られていました。

ところが、それをなぜか「go for break」(ブレイク)と記憶しており、ずっと「当たって砕けろ!」という意味だと思っていたのですが、今回記事を書くために調べてみると、「go for boke」(ブローク)であり、「すべてを賭けろ!」という和訳が出てきました。

このTシャツにも、「GO FOR BROKE」と書いてあるのでブロークなのでしょうが、自分の記憶ではブレイクだったような気がして・・・

ま、どっちにしろ「尻込みしてないで、前に進もうぜ!」という意味だと思うので、今後もこの言葉を胸に(適当に)がんばりたいと思います。

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出典 http://murasakilg.blog64.fc2.com/blog-entry-19.html?all

 

最後となりますが、マサ斎藤さん、本当に長い間お疲れ様でした。

どうか安らかにお休みください。

ご冥福をお祈りいたします。

 

でわ、股!!

 

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