46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

26年勤めた仕事を無計画に辞めたおっさんの生き様を綴る

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久々に牛丼屋に行ったらワンオペで大変そうだったハナシ

4月から外で働くようになったので、週に一回だけですが朝早く家を出るようになりました。

そのため毎朝家で食べていた朝ゴハンを、コンビニでパンを買って済ませたりしていましたが、その日はいつもゆり早く出たことと、たまには贅沢してもいいだろうということで24時間営業の牛丼屋で朝ゴハンを食べることにしました。

 

最近というか、こんな早朝(6時頃)に牛丼屋に入ることがないので、この時点では混雑していないだろうと思っていたのですが、自動扉の先はそうではありませんでした。

テーブル席に6人カウンターに1人、そこに自分が加わって8人となりましたが、その全員の注文を受けて調理場でバタバタしている店員さんは1人、いわゆるワンオペというやつです。

 

「順番にお伺いしますので!」と声こそは出ているものの店員(男性)さんの顔は引きつってパニック寸前で、その証拠に小さな声で「えーと、アレはどこに…」と聞こえてきます。

それでも全員の注文を受けて牛丼を作り、先に来ていたテーブルのお客さんに運んでさばいていきますが、まだパニック状態が続いているのか味噌汁をこぼしたり、さらに新しいお客さんが入店してきたことでプラスマイナスゼロです。

 

しばらくしてやっと自分の牛丼がきましたが、このパニックワンオペ状況が面白いので、配膳が遅くても気になりません。

それより先程から先に来ていたテーブルのお客さんが店員を呼んでいるのに、それに気がついていないようなので「これはまだ何かあるかも?」とニヤニヤしていました。

やっと店員さんが気付いて注文を聞きに行くとなんとビールの追加注文です。もちろん店員さんは笑顔で注文を受けますが、新しく来たお客さんの牛丼はまだですし、食べ終わった丼をさげることも出来ていません。

どうするのだろう?と食べながら見ていると、迷わずグラスを手に取りビールを注ごうとしています。確かにビールを追加注文したお客さんを待たせていましたので、その選択は正解なのでしょう。

 

しかしビールサーバーのレバーを引いたそのとき、ブシューッという音と共にアワが出てきました。なんとタイミングの悪いことに、樽の中身が切れて交換が必要のようです。

さっきは小さな声だった店員さんも、この時ばかりは店中に聞こえるボリュームで「マジかぁ!」と心の声を吐き出します。

思わず牛丼を吹き出しそうになりましたが、いやいやワンオペというのは本当に大変なんだから、ここで笑っては失礼だとこらえ、何も聞かなかった振りをして食べ続けました。

 

そして牛丼を食べ終えて店を出ようとしたとき、相変わらず店員さんはこっちに背を向け忙しくしていましたが、その後ろ姿に違和感を感じたのでじっくり見てみると、ズボンが破れて下着が見えそうになっているではありませんか。

しかしここまでワンオペパニックを繰り広げられたので、ズボンが破れていることくらい何でもありません。店員さんに聞こえないボリュームで「ご苦労様です」とつぶやきながら店を出ました。

 

というわけで、相変わらずワンオペで世の中は大変ということがよくわかった朝のお話でした。

 

でわ、股!!