本日(2016/5/16)の時点ではまだ退職していないのですが、退職するに至った経緯は書けるかと思いますので書いてみます。
高校卒業後調理師の資格を取るために専門学校に通い無事イタリア料理店に就職するも、あまりにもきびしい世界に3ヶ月くらいでケツを割りあっさりと辞めました。ちなみに店に住み込みで休みは週に半日でした。そこからそれまでやっていたスポーツの仕事をやってみたかったので昔のつてを頼ってアルバイトから会社に潜り込み社員となりました。
会社に入ってから数年後に会社は負債を抱え倒産することになるのですが、上層部の方々が新しい会社を興し仕事は続けられるようにりました。それがちょうど20年前の話で、その間に自分は平社員から課長になりました。
新しい会社設立時は、会社を潰さない!会社を守ろう!もう倒産はイヤだ!とか社員全員が思っていてまさに一致団結。しかし、儲かるようになってから会社は少しずつ変わっていき、社員より儲けを優先するようになり上層部の方々は自分の地位を守るようになった、と現場の社員として感じるようになりました。
設立時からいる人間としてはその当時の会社の雰囲気が好きだったので、まだ間に合うかもと思い、自分なりには上層部に喰ってかかってみたりお酒を飲んでみたりいろいろやりましたが会社は変わるそぶりを見せず、日々悶々とする状態でした。
そんな悶々とする気持ちから逃れるためか会社をどうにかするためか経営関係の勉強と称して本を読むようになり、世の中にはしかも日本にはこんな会社があるのかと目からウロコと涙が飛び出しました。
そんな頃に会社との間に小さなトラブルが起こります。簡単にいうと新入社員の休日は守れ!でもそのせいで他の社員が休みを取れないのは現場の責任だ!ということで、このことは別に会社としておかしいとは思わないんです。しかし、じゃあ社員が休みを取れないことを会社は認めているということでいいですよね?と確認すると、それをうやむやにしようとするのがどうにも納得できずにいました。
極めつきは、会社で一番世話になっていた取締役の方から退任すると言われました。その方とは会社をどうにかしようと何度も話していたので想いはひとつでしたが、会社を去ることまでは想定していませんでした。これまで何度か辞める話にもなりましたがお互い家庭のある身なので踏ん張っていました。しかしその方も会社の中心から外されて本意ではない仕事をすることにどうやら限界に来たようです。
これがきっかけとなり今まで溜まっていたモノと一緒に噴出すようにして退職することにしました。
ここまで書いといてなんですが会社に恨みとかは無く、会社という生き物は生き残る為に大きくなる必要があるし変化していかないといけないのでしょう。ただ、自分は産まれたてホヤホヤの会社が好きで、そこで育ってきたのでその生き方しか出来ず不器用なんでしょう、上手く世渡りできそうにありません。しかし何か凄い能力があるわけでもなくテキトーに生きてきただけなのでこれからどうするか全く未定。
これからの事は、またここで書いていきたいと思います。
ここまでお読みいただいてありがとうございます。
こんなのも書いてます。超へたっぴな文章ですが・・・