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鶴がサンマを食ったハナシ「さんま・玉緒あんたの夢をかなえたろかSP」より

どうも、マスクド・ニシオカです。

毎年楽しみにしている「さんま・玉緒のお年玉 あんたの夢をかなえたろかSP」(以下、夢かなえたろか)が今年も放送されました。

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引用 http://www.tbs.co.jp/yume-sp/

 

この番組は一般の方から「夢」を聞いて回り、それをTVの力で実現する企画で好評を博しており、過去には名作や名シーン(?)がたくさんあります。あくまでも個人的な意見ですが、サプライズをするのもサプライズされた人の反応を見るのも好きな人にとってはたまらない番組でしょう。

ちなみに、自分が好きなのは以下の3つです。

坂口健太郎にハグをされて腰を抜かす女子高生

出川哲郎が有名吹奏楽部のアイドルで指揮をする

妻とハワイに行って「愛している」と言いたい三瓶さん

上記、現在視聴可能な動画リンクを貼っておりますが、都合により観れなくなっていたらごめんなさい・・・

で、今回は番組の看板でもある明石家さんまが初めて自らサプライズを仕掛けることとなり、観る側の自分としてはかなり期待していたのですが、蓋を開けてみるとこちらも初となる鶴瓶師匠に全て持っていかれ、「さんまが鶴瓶に食われる」形となりました。(少なくとも自分にはそう見えた・・・)

そこで鶴瓶師匠の凄さを再認識することになったのですが、その内容と感想を書いてみたいと思います。

 

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番組全体の内容

今回は5つの夢が叶えられました。

  • 好物が大好きな少年の「見事な景色を見てみたい」
  • 男子高校生の「プロと一緒に文化祭のプロジェクションマッピングを作りたい」
  • 普通のOLの「A-studioに出て、鶴瓶さんに友達を褒めてもらいたい」
  • 横浜のカトパンの「彼にさんまさんと会ってもらいたい(結婚式にサプライズ登場)」
  • 映画チア☆ダンのモデルとなったチアリーダー部の「サンボマスターの生演奏で踊りたい」

もちろんこれら全てそれぞれ見所があり、明石家さんまが結婚式会場にサプライズで登場したときのインパクトも良かったのですが、それでも今回は普通のOLがA-studioに登場するのが一番面白くて泣けました。

 

普通のOLがA-studioに出たい

夢の内容は、大阪在住のOLである塩路友里さんが、高校生のころから好きだったA-studioにゲストとして出演したいという内容です。

A-studioをご覧になったことがある方はわかるでしょうが、番組の内容としてゲストの身近な人達に鶴瓶師匠が直接合って取材して、ゲストにまつわるエピソードを聞き出して、それをスタジオでゲストにぶつけてトークを繰り広げていきますので、ゲストとして出演するイコール友達などにインタビューされ、そしてゲストとして褒めてもらえるということになります。

 

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サプライズの内容

まず鶴瓶師匠に協力を仰ぎます。ゲストが素人ということで若干の不安はありますが、最後は鶴瓶師匠の「おもろそうやな」のひと言で決定します。ただ、A-studioとしてもゲストが素人なのは初めてなので、若干の不安を残しながら企画がスタートします。

しかし相手が素人であっても普段とやることは同じで、ゲストである塩路友里さんの勤める会社や両親に合い、さまざまなエピソードを聞き出し、それを元に鶴瓶師匠自らメモを作り、それを元に共演者であるemmaさんと打ち合わせを行います。

ただし、この時点で出演者である二人はゲストである塩路友里を見たことも会ったこともありません。企画として成立させるためにはサプライズである必要があり、事前に本人と打ち合わせすることもできません。

本来は東京で行われる番組収録を、今回は特別に大阪に全てのセットとスタッフを持ち込み、一夜限りの夢の収録現場の完成です。気がつけば2千万円のビッグプロジェクトとなっていました。

「夢かなえたろか」は落選となりましたが、関西で行われるA-studioの収録観覧に招待されてスタジオにやってきた塩路さん。お客さんとして座っている80人のエキストラに一人紛れて、憧れの番組の始まりを待ちます。

 

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いよいよ番組収録のスタート

司会進行である鶴瓶師匠とemmaさんが登場し、ゲストを紹介される前にVTRが流されますが、そこには自分の姿が・・・

VTRが流れた瞬間は状況が把握できなかったものの、時間とともにじわじわ理解し始め、それとともに表情が変わっていきます。VTRの中で鶴瓶師匠が依頼を「わかりました」と快諾し、そのひと言によって「夢当選」を理解するまでの、その表情を追いかけたカメラワーク、当たり前なのですがとても素晴らしい!

そして、ここから鶴瓶師匠の凄さを思い知らされることになります。

状況を理解した塩路さんに、鶴瓶師匠が最初に放った言葉「何でそんなこと言うたんや」に始まり、状況を把握しても感動して涙もろくて泣いてしまい、ティッシュを手放せなくなっている塩路さんから「スターなんだから」とティッシュを奪い、自分のことをさらけ出す勇気のない塩路さんに「ここに出るということは、全ての恥をかく事です」と言い切り、優しくサポートをしながら彼女の魅力を引き出し、素の塩路友里としてちょっとキレ気味に「知ってるんですか?」と言わせるところまでやってのけます。

もちろん、鶴瓶師匠が直接会って聞き出してきたエピソードもたくさん出ました。

  • 家の鍵を失くして2時間かけてやってきたお父さん
  • 会社の仲間の岡広さん
  • 同期で年上の林さんとその家族
  • 自分を採用してくれた長田さん
  • そして爆弾(塩路さん)を残して違う会社に行った長田さん

その長田さんが塩路さんを面接したときに熱心にメモを取っていたのは、実はハローワークで教わったという事実も飛び出し、収録現場は笑いに包まれます。

そして夢の時間、番組収録も終わりの時間となり、最後は鶴瓶師匠自身「ラストが命やねん」という口上のシーンが訪れます。最後にゲストのいいところを話して番組の幕を閉じるのですが、今回は塩路さんを採用した長田さんから言葉のプレゼントを伝えます。

 

長田さんが言うには・・・「確かに彼女は爆弾です。でも、それは会社を壊す爆弾じゃなく、彼女は会社の雰囲気を盛り上げる花火なんです。これからも雰囲気を続けて、みんなに愛される花火であってほしい」と。

 

ここで驚いたのが、口上の最初に鶴瓶師匠が観覧客に「みなさん泣く用意しといてくださいよ」と言い放ったのです。そもそもここにいる観覧客はエキストラで、そのゲストは一般人の素人でありスターではありません。それでも自らハードルを上げて、そして見事きっちり感動させて、最後に「今日のゲストは、スター塩路友里さんでした」で颯爽とスタジオの奥に消えていく。めちゃくちゃカッコイイじゃないですか。

そう思ったのは自分だけですかね?

当たり前ですが、今回のゲスト塩路友里さんは普通のOLで、演技力やトーク力があるわけではありません。それでも観客の笑いも取って番組として成立させるのは、鶴瓶師匠の芸人としての腕だと思うのです。

もちろんTVの世界ですから、穿った見方をすれば、実は塩路さんは超演技の上手い無名の女優で、観ている自分たちはダマされているのかもしれません。それでも、ダマされていたとしても感動してこうやってブログに3,000文字以上書いているわけですから、それでも良しとします。

そして番組全体を考えた場合、今回は番組の看板である明石家さんま自ら結婚式のサプライズに登場するという、いわば必殺技を使ったにも関わらず、残念ながら自分はこちらの方が心に残りましたので、「鶴がサンマ(鶴瓶がさんま)を食った」と表現させて頂きました。

やっぱり鶴瓶師匠ですな。

 

最後に

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

もともと感動しやすいので、なんだか馬鹿みたいな熱量を持って書きましたが、世間ではどう捉えられているかはよくわかりません。ただ、もしかすると共感してくれる人もいるかな~と思いながら長々と書いてしまいました。

番組には、また来年これ以上の感動を期待して、それまで生き長らえたいと思います。

そして今年一年、鶴瓶師匠を追いかけたいと思います。

 

でわ、股!!

 

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