退職して時間短縮をしなくなっている

退職するまでは勤務時間も長かったので世にいう時間節約を行っていました。

その中でも、時間短縮のために細かい時間を見つけて出来ることをしたり

同時に出来ることはこなすようにして時間短縮を図っていました。

年を取ると睡眠時間を優先する

以前の仕事は体力勝負の仕事でしたので、睡眠時間の減少はダイレクトに仕事の能率とパフォーマンスの低下を招いていました。自分が２０代の頃はそんなこと気にもしていませんでしたし、それを乗り越えてこそ一人前とかそういう俺カッコイイとか恥ずかしいことを思っていました。若気の至りですな。

４０代になってからは睡眠時間の確保が最優先になってきましたので、昼寝も平気でしていました。しかし、どうしても忙しいときなどは家に帰って寝るだけの生活リズムになることもありました。そうなると今度は自分のやりたいこと、漫画を読んだり映画を観たりゲームをしたり、特にストレスを解消できるようなことをする時間も無くなり、結果ストレスが溜まっていきました。

ストレス解消の時間を確保

ただ単に、自分が遊びたい時間が確保できなくなるとイライラしてきます。でも、その時間が何か生み出すような有意義な時間でないことはわかっているんです。でも、体が拒否反応というか自分が家畜でないことを証明するためにはその時間が必要だと自分に言い聞かせるようになります。

しかし、その時間をどうやって確保するかが問題です。前述したように睡眠時間を確保しなければ体調管理が出来ません。もう若くないことは自分が一番わかっています。となると生活の中で時間を作り出さなければいけません。自分が出した答えは、何かを同時に２つ行うことでした。

何かを２つ行うことが良いとは思っていない、が

２つ同時に行うことが良いこととは思っていなかったのですが、それしか自分には思いつきませんでした。人によっては『最悪な手段』と言われるかもしれませんが、実際にやっていましたので仕方ないです。

朝食を食べながら録画したＴＶを観る

一番やっていたのは朝食を食べながら定期的に録画している番組を観ることでした。内容はさまざまですがほとんどお笑いの内容の番組です。特に深夜番組なんて全然観れませんでしたから楽しみのひとつでした。

その頃は嫁と別々に朝食を食べてしゃべることもありませんでした。ただ、嫁が怒っていたとかではなく自分の時間が無いことを理解してくれていたので、そうでもして自分が少しでも気持ちよく働いてくれるのであればと協力してくれていたと思います。たぶん。

退職してやめた

退職してブログをたくさん書いているので時間が余っているとは言えません。時間がかかるときには朝から晩までずっとブログ書いているときもあります。ですが、朝食のときは嫁と向き合って食べるようになりました。もちろん録画した番組もそのときには観ていません。

嫁は今も仕事をしているので自分が見送ることになります。朝食を食べて洗濯物を干して皿洗いをして嫁を見送ります。そのことを嫁がどう捉えているのか本音はわかりませんが、今のところは機嫌よくしてくれています。

今まではＴＶを観ながら朝食を食べていたのですが、朝食に集中できるようになったからか味がしっかりわかるようになりました。もちろん、毎回必ず美味いわけではなくアレ？今日は何かおかしいということもわかるようになりました。怖くて嫁には言えませんが。

会社員には時間短縮は絶対に必要です

自分は会社を辞めているのでこのような優雅なことが言えますが、仕事に追われている人はこんなもんじゃないんですよね、きっと。自分なんてどんなに忙しくても家に帰って寝ることが出来ていましたし、徹夜で仕事をしないといけない状況にまで追い詰められることは無くなっていました。

なので、今も会社勤めされている方は時間短縮をどうやって効率良くするか？時間は自分で作るものだと上司から言われて、それが出来ないと自分の能力が低いだけだと言われて・・・本当に大変だと思います。

自分は今後１つのことだけ出来るようになりたい

• ごはんを食べるときはＴＶを観ない
• ＴＶを観るときはスマホをいじらない
• トイレで用を足すときは新聞を読まない

理想としては１つのことに集中して作業にならないように出来ればなと思います。

食べることは、しっかり噛みしめて味がわかるようにすることであって、腹を満たす為の作業ではない　by マスクド・ニシオカ

自分としては、今後は本当の意味で時間を無駄に使わないようになれればなと思います。

そして重ねて書いておきますが、今も会社勤めをされている方は時間の管理が出来ないと上司はアナタの能力が低いと言うかもしれません。しかし、その部下の管理も出来ない上司は、もっと能力不足だとさらに上の上司が思っているかもしれません。

時間短縮をするために同時に物事をこなしてマルチタスクだなんて便利な言葉がありますが、２つ同時に仕事をこなせても１つのことに集中して本質を見抜くことが出来なくては意味が無いはずです。

決して無理しないで、出来れば自分の時間が取れるようになることを、せめて願っておきます。

でわ、股！！

ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)