46歳で退職してブロガーになってみた

働けおっさんブロガー

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新日本プロレス東京ドーム ケニーvsオカダ感想

どうも、マスクド・ニシオカです。

毎年恒例となりました1月4日に行われる新日本プロレスの東京ドーム大会、通称イッテンヨンを動画で見ることが出来ました。昨今のプロレスブームを牽引する新日本プロレスが年の初めに行うビッグマッチのイッテンヨン、そのメインに組まれたカードが「ケニー・オメガvsオカダ・カズチカ」であり、新日本プロレスが一番推すカードというわけです。

プロレスのミカタ

少し前に漫才コンビオードリーのラジオに、梅沢富美男がゲスト出演していたのですが、若林がこんなことをいっていました。「以前新日本プロレスの会場で梅沢さんをお見かけして、それでこの人は結構強めにつっこみをしても大丈夫だと思ったんです」自分は全然知らなかったのですが、梅沢富美男は新日本プロレスのファンでドーム大会の大使、「イッテンヨン大使」としてサポートしているようで、新日本プロレスの真壁刀義に対してもデザート好きでもっとTVに出るように勧めたこともあるそうです。

youtu.be

そのラジオに出演していたときに梅沢富美男が「プロレスって自分のやっている演劇に通ずるものがある」というようなことをいっていました。その前後の発言も含めて「プロレスとはショーである」と解釈するのはちょっと強引かもしれませんが、自分にはそう聞こえました。昔からプロレスを見ている自分も「プロレスはショーである」と聞かされて否定はしません。ただ昔から見ている分だけプロレスの展開の想像が出来てしまったり、結果の予測が出来てしまったり、最近のプロレスが悪い意味で予想を裏切らないものになってしまっています。

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メインの試合時間45分越え

結論を先に書いてしまうと、メインの結果はオカダ・カズチカが46分の激闘を制して防衛に成功しました。これまでもビッグマッチのメインのカードでは30分越えの名勝負はざらにありましたが、45分越えというのはなかなかないような気がします。(すいません自分が知らないだけかもしれません)自分は試合の動画を見る前に先に結果を見ましたが、勝敗の結果よりも試合時間の方が驚きを隠せませんでした。

もちろん過去の試合で、60分フルタイムの試合なんてたくさんありますから、数字だけでいえば45分なんて大したことないのですが、しかし昔と違ってじっくりと寝技の攻防を楽しむようなプロレスではなく、立ち技の打撃の攻防がメインで、その攻防は観客を飽きさせないように激しく、さらには高低差の大きい危険な攻防があって、失敗してケガなどをしてどちらかが動けなくなれば、強引にフィニッシュに持っていって終わらせないといけないような試合が多い最近での45分です。そういう意味では凄いと思うのです。

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読めない展開

45分という試合時間もさながら、どちらが勝つのかわからない試合展開は、見ているコチラの予想を何度も裏切る展開であり、まさにハラハラドキドキで手に汗握るという言葉が似合う試合でした。昔からプロレスを見ている人の多くはラスト間際の攻防で、攻められている方が逆転して勝つという展開が多いことを知っています。この2人の試合では、そんな昔からのプロレスファンも最近プロレスを見た人も、全部ひっくるめて読めない展開が繰り広げられ、さらにそのラストの攻防は納得のいくものでした。気が早い話ですが、このカードが年間ベストバウトに選ばれるんじゃないか?と思わせられるくらいの内容です。

ちなみにメインカードの試合展開については、こちらのサイトで読むことが出来ます。

live.sportsnavi.yahoo.co.jp

もう自分の知っているケニー・オメガではない

何を偉そうにと思われるでしょうが、ケニー・オメガは新日本プロレスに所属する前にDDTというプロレス団体にいて、そのときはいまのようにヒール(悪者)ではなくてベビーフェイス(善者)でした。それが新日本プロレスに来てからヒールを演じるようになり、本当は日本語がしゃべれるのに「外国人レスラー」として英語しか話さなかったり、慣れない悪態をついたりキャラクター作りのためにいろいろやっているのが見えてくるのです。そこで以前こんな記事を書きました。

www.maskednishioka.com

ただこのメインの試合を見て「もう昔のケニーじゃない。オレの知ってるケニーではなくなった」という想いが強くなりました。日本語をしゃべらなかったり、慣れない悪態をついたりキャラクター作りには閉口しますが、それを含めても納得できる試合が見れたので、納得せざるを得ません。なんだか自分の手を離れていくようで寂しい感じもしますが、もうイッテンヨンでメインを張れる新日本プロレス最強外人レスラーとなったのでしょう。しかし・・・。

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出典 http://sports.yahoo.co.jp/photo/fight/all/dtl/2056/26/

果たして最強外国人レスラーなのか?

イッテンヨンのメインは事実ですし、試合後のマイクでオカダ・カズチカが「ケニー、オレが認める。おまえは新日本史上、一番強い外国人選手だよ」と認めたわけですが、ちょっと待った!それはまだちょっと違うんじゃないか!?と思うのです。スタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ、アンドレ・ザ・ジャイアント、この3人を差し置いて最強外人レスラーを名乗るのはまだまだでしょ!

もちろんプロレスにおける「強い」は「上手い」ですので、最強外人選手という基準自体があやふやなのですが、昔から見ているファンとしていろんな要素を含めて「強そうだ!」と思わせるには、まだ時間が必要な気がします。

しかしケニー・オメガは外人(カナダ出身)ながら、今のところ新日本プロレスで骨を埋めるつもりでやっているとしゃべっていましたので、今後本当の意味で新日本プロレスの最強外国人選手を名乗れるかもしれません。

最後に

メイン以外の試合も見ましたが、ちゃんと見ていませんので感想等は書かずにおきます。ちなみに、イッテンヨンの全試合の結果はコチラで確認できます。

live.sportsnavi.yahoo.co.jp

ただ、内藤と棚橋の試合だけは見ました。そしてその試合内容を見たらメインを食うような内容ではありませんでした。最初にも書きましたがプロレスがショーであるならば、見ている人の予想を良い意味で裏切ることが出来なければ、ただの茶番なだけです。もちろんおもしろいかどうかを聞かれればおもしろい試合でしたが、いまの内籐に必要なことは棚橋相手に追いつけ追い抜けなんていっている場合でなく、相手が棚橋であってもそれを生かしてどんな名勝負、メインを食ってしまうような攻防が繰り広げられるか、見てる人のハートに響く内容を見せられるかだと思うのです。残念ながらいくら試合以外の部分で悪態をついても、自分のハートには何も響きません。

ですよね?梅沢さん。

 

でわ、股!!

 

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