どうも、マスクド・ニシオカです。一応プロレスファンです。
いつからプロレスファンかと聞かれるとハッキリしたことがわかりませんが、子どもの頃にTVのゴールデンタイムでプロレスをやっていたので、普通に興味を持って自然とファンになっていたと思います。ただ、父親も一緒に見ていましたが父親はそれほど熱狂的なファンではありませんでしたので、会場に行くことは子どものときには実現しませんでした。
自分で金を稼ぐようになった頃、まわりにいたプロレスファンはファンをやめていました。それがゴールデンタイムでプロレスを放送しなくなったのと、どれくらいの関係があるかはわかりませんが、気がつけば自分の周りにプロレスファンはいなくなっていました。
嫁と結婚する前に付き合っている頃、自分は入院していたことがあります。病名は肝炎。理由はハッキリしなかったのですが、ちょっとやばかったみたいで、黄疸で体が黄色くなっていたらしいです。
医者から肝炎という病気の治療方法は、特別な薬の投与などはせずに自然治癒で行いますと言われたので、入院中は点滴をするだけであとはゴロゴロしていました。食事療法だったのかもしれません。とにかくヒマだったので病室にスーファミを持ち込んだりしましたが、それでもヒマなのは変わりませんでした。
嫁はプロレスには全く興味がありませんでしたが、何度かデート先にプロレス会場を選んだことがあります。完全に無理やりです。そして、入院中ではあったものの肝炎による悪い症状は過ぎ去り、体は元気で動き回れる状態だった自分は、手にしたプロレス雑誌で大阪で面白そうなプロレスの大会があることを知ってしまうのでした。
平成維震軍 VS 昭和維新軍
プロレスを昔から見ていて、プロレスという文字につられてこの記事を読んでいる方にはおわかりいただけると思います。越中詩郎を筆頭に新日本プロレス本体に反乱する形で反選手会同盟を結成しそれが平成維震軍となりました。それに対し、長州力を筆頭に昭和世代のおっさんたちが終結し昭和維新軍が出来ました。その対抗戦のムードは病院でプロレス雑誌を読んでいる自分をウズウズさせ、病院に外出許可を取り、嫁に「行くぞ!」と言わせるほどの魅力があったのです。
そんなプロレスの大会に昭和維新軍で出ていたのが、マサ斎藤、いや、マサ斎藤さんです。記憶が曖昧なのですが、その平成維震軍 VS 昭和維新軍の大会でマサ斎藤 VS 齋藤彰俊というカードが組まれていました。プロレスファンであった自分は試合中エキサイトしたマサ斉藤さんに対してレフェリーが「ブレーク!斎藤ブレーク!」と言っているのを見て、「おい!レフェリー!斎藤さんと言え!」と入院している患者とは思えない行動に出ていました。それほどのパワーが当時のプロレスにはあったのです。その後、そのことがプロレス雑誌に書かれていたことは懐かしい思い出です。
そんな思い出のあるマサ斎藤さん。現在74歳。今はどうしているのやら・・・なんて思うことはあんまりなかったのですが、そんな気持ちを吹き飛ばすような記事を見つけてしまいました。しかも、はてなトップに。
strongstylehistory.hatenablog.com
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どうやら仕掛け人は上井文彦さん。かつて新日本プロレスやUWFに絡んだ人で、たしか猪木VSマサ斎藤の巌流島決戦もこの人がやったはずです。どうやらマサ斎藤さんに恩返しをすることが目的のようで、マサ斎藤さんをメインイベンターに?
ええぇー!?マサさんがリングに!?
いろいろパニックになってきますが、詳しいことは直接記事を読んでもらうとして、今のところ来場予定の人を並べてみます。
- マサ斎藤
- 佐山聡(初代タイガーマスク)
- マーク・ロコ(初代ブラックタイガー)
- 垣原賢人
- 保永昇男
- 森泰樹(第1次UWF)
- 勝村周一朗
- 安生洋二
- 西村修
- 澤宗紀
- 門馬秀貴
- 冨宅飛駈
- 高岩竜一
- 村浜武洋
- ヒロ斎藤
- 土屋クレイジー
- 大向美智子
- 金本浩二
- 新間寿
- 高山善廣(東スポ予想)
- 田村潔司(東スポ予想)
正直、大変失礼ですが一線を退いた方が多いので、試合自体は今のプロレスファンを満足させられないかもしれませんし、最近のプロレスブームに乗ってファンとなったいわゆる『プ女子』が来ても物足りないでしょう。
しかし、昔からプロレスを見ている方には説明不要の名前ばかりです。現時点(2016/10/19)では、まだ全カードが出揃っていませんがメインには田村と金本と高山が有力だろうという情報(東スポ)もありまして、田村がメインならピリッとした試合が見れるかもしれません。
何よりも、病院を抜け出して嫁と2人で行った思い出のマサ斎藤さんが大阪にやってきます。本人いわく「這ってでも大阪に行く」とのことですが、実際パーキンソン病と戦っているそうなので本当は大変なのかもしれません。しかし、マサ斎藤さんの座右の銘である「Go for Broke!!(当たって砕けろ!)」というのが、本当にリングで試合しちゃうんじゃないの?そう思わせてくれます。
この記事を書きながらマサ斎藤さんの試合を見に行ったことを、嫁さんに覚えているか聞いてみたら「さぁ~?覚えてない」とアッサリ言われてしまいましたが、あれは夢でも幻でもないのです。自分が忘れない理由は簡単です。病院に外出許可はもらいましたけれど、帰るのがめちゃくちゃ遅くなって病院に入ろうとしたらカギがかかっていて、警備員が出てきました。
「面会ですか?」
「いえ、入院中の患者です」
「はぁ!?」
翌朝、婦長さんじきじきに怒られましたから、忘れるはずはありません。
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この大会の情報はこんな感じです。
日時 28年12月2日( 金 ) 午後6時半 試合開始
場所 城東区民ホール
〒536-0005 大阪市城東区中央3-5-45
大阪市営地下鉄 長堀鶴見緑地線・今里筋線 蒲生4丁目駅 1番・7番出口 徒歩 約5分
京阪電鉄 野江駅 徒歩 約8分会場に関するお問合せ 06-6932-2000
※複合施設の可能駐車台数が少ないため、ご来場の際は
、出来る限り公共交通機関をご利用下さい!入場料金
S席 10000 円、A席 7000円 B席 5000円
◎入場券の販売方法
チケットぴあに於いて、10月1日より発売されています。
参加選手の平均年齢も高いですがチケットの値段もお高いです。ですが、行く価値はあると思います。それに個人的には自転車で10分の会場。貧乏生活真っ最中ですが、行くしかないでしょう!
まさに「Go for Broke!!(当たって砕けろ!)」なのです。
でわ、股!!
(尚、本記事の画像については、以下のサイトより引用させて頂いております)
賢祥堂美術PRESENTS 【STRONG STYLE HISTORY】 ストロングスタイルヒストリー ~Go for Broke! Forever~